レッスン風景 おりこうな犬
今回の課題
約20年前にAIBOという犬ロボットが流行りました。モデルチェンジを重ね、見た目もだいぶ変化したようです。AIBOのようにはいきませんが、声に反応したり、えさを追いかける犬ロボットを作る授業の様子をご紹介します。
どんなロボットにする?
今回のロボットにはどんな要素が必要になるかを考えてもらいます。
・声に反応する…音に反応する→音センサーを使う
・追いかける…離れたら近づく→モーションセンサーを使う
・動く…ロボットが動くためには動力が必要→モーターとギヤの仕組みを使う
どんなプログラムにする?
「おすわり!」と「よし!」の声で座ったり走ったりするプログラムを考えてもらいます。どんなプログラムブロックを作ったらいいか考えてもらいます。
実験1 お座りと走り回る
考えたプログラムで実際に動かしてみると
お座りの時…動きすぎて座って立つを繰り返してしまう。
走る…動きがゆっくりで、おなかが空いていて元気がないように見えてしまう。
という結果になりました。どんなプログラムに変更したらよいか改善してもらいます。
プログラムを改善してみました
実験結果をもとに原因を考えどのように改善したらよいかを考えてもらいました。
お座りのとき…モーターのパワーを小さくしていきました。モーターの動く時間のプログラムをなくしました。
走る…モーターのパワーを大きくしました。元気に走り回っているように見える。
出来上がったプログラムとその動画です。
実験2 餌を追いかけるプログラム
次に考えるプログラムは餌を追いかけるプログラムです。
離れたら近づき、近づいたら止まるというプログラムを考えました。
音センサーとモーションセンサーの二つのセンサーの使い方を学びました。
モーターの強さでロボットの動きが変わり、その動きを見て、走ってる、歩いてるではなく、”喜んで走る犬”と”おなかがすいて元気がなさそうな犬”と表現している子供のかわいらしさも知ることができる授業でした。
ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。
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