第1回ROBOTEC CUP(ロボテックカップ)2019 レポート!

7月21日ロボテック宇都宮ベースにて第1ROBOTEC CUP(ロボテックカップ)2019 「ロボットレスリング」が開催されました。

教育版 レゴ® マインドストーム® EV3で個性あふれるロボットをこの日のために準備してきました。小学2年生から中学3年生のエンジニアによる白熱の戦いが繰り広げられました!


▲ピットの様子

 

ルール説明

【ルール】

90cm×90cmの台の上で、11の真剣勝負です。

次の4つのどれかで負けとなります。

1. 競技台から先に落ちる
2. パーツが取れる(両者共の場合はドローで最初から)
3. ひっくり返される
4. 競技中にロボットを手で触る

トーナメント形式で戦います。

負けてしまった選手は敗者全選手によるバトルロワイヤル形式での敗者復活戦!

決勝戦はトーナメントでの勝者vs敗者復活バトルロワイヤル勝者で戦います。

 

教育版 レゴ® マインドストーム® EV3を使っての戦うロボット作り

ロボテックカップに向けて2ヶ月くらい前から準備を進めてきました。

初めは動いたり、センサーが機能しただけで「おぉ~!」と満足していたみんなが、練習試合をしていくうちに、どうやったら強いロボットになるのか・・真剣に取り組み始めました。

カタチ、重量、機能・・・様々な角度から検証を重ねていきます。

競技台の縁は黒色のラインがあります。黒いラインから出ないようにカラーセンサーを取り付けます。

そうすると競技台際で落ちる直前に引き返します。

押されても押し返すにはどうしたらいいのか、相手をひっくり返すにはどうしたらいいのか、攻撃から身を守るにはどうしたらいいのか・・。

次から次へと出てくる課題を一つひとつクリアしていきます。

ジャイロセンサー、超音波センサー、カラーセンサー、タッチセンサーの4種類のセンサーをアイディアいっぱいに使いこなして作られたロボットたち。

さて、勝負はいかに!!

 

ロボットレスリング白熱の戦い

トーナメントはくじ引きで決めます。

Aブロック1回戦「バイク」vsKabe

バイクの特長は4駆になっていて(名前はバイクなのに)、押しが強い!頭上のレゴブロックの中には、簡単には持ち上げられないように大量の重りを仕込んでいます。

対するKabeは前面をブロックする壁のようなスタイル、さらに超音波センサーで相手を見つけることができます。

1回戦、激しい組み合いを制したのは2-1Kabe

 

 

決勝!!

各ブロックから勝ち上がってきたのは中学3年生と小学2年生のエンジニア。

軽量ながらも鋭い武器でロボットを場外に投げ出してきた中学3年生エンジニアによる「Tezuka」。

そして、4輪駆動+重量バッチリ+足回りのガードで敵を押し出してきた小学2年生エンジニアによる「はこびや」号。

 

▲中学3年生エンジニアによる「Tezuka

 

▲小学2年生エンジニアによる「はこびや」号

 

 

立ち会いは激しいにらみ合い!並々ならぬ気合が感じられます。

そして、優勝したのは小学2年生エンジニアによる「はこびや」号!

 

参加者のお友だち、エールを送ってくれた保護者の皆さま、お越しいただきましてありがとうございました!

 

 

ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。

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授業で実際に使用しているレゴ®WeDo2.0を使ってロボットを組み立て、動かしてみるところまでを体験いただけます。

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とーたか

とーたか

1975年佐賀県生まれ。エンジニアを目指し工業高校へ行くものの、なぜかデザインの世界へ寄り道し1994年に桑沢デザイン研究所へ。 この時ゼミとして受けていた授業の中で「インターネットというモノがこれからくるぞ」ということを知る。 2003年インターネットの世界へ。当時アニメーションを制作する際に使われたFlashと呼ばれるソフトで「ActionScript」というプログラミング言語に始めて触れ、プログラムの面白さを知ることに。 2005年に浜松町のWeb制作会社に勤務。10年以上にわたりウェブディレクターとして大手中小企業様のWebサイトを手がける。 「クリエイティブ力」の大切さと重要性に気づき、2017年に未来のエンジニアを育てる「ロボット教室のrobotec」を開校。