レゴを作る上で子どもたちが学べること
レゴを作るときに学べることは私たち大人が考えているよりもずっと多くあります。
レゴの作り方やプログラミング以外にも重要な学びがあると考えています。
最近の授業でそのことを体感しました。
授業をする中で、うまくレゴを作ることができない学生を助けていました。学生がつくったロボットが期待通りに動かず彼は非常にイライラしていました。しまいには、プロジェクトを終わらせたくないと言いましたが指示を注意深く調べた後、1つのブロックが間違ったサイズであることに気づきました。
それがきっかけとなり生徒の態度は変わり、直してやり直すことに興味を持ったようでした。態度の変化は、私たちの授業中に生徒が学ぶさまざまなことについて考えさせられました。
レゴで遊ぶことは子供たちにとって楽しいことですが、子供たちの成長を助ける多くの利点もあります。この記事では、レゴで遊ぶことの利点のいくつかを共有したいと思います。
チームワーク
これはよく見られることですが、複数人でレゴを作る場合チームワークが大切になってきます。 1人の学生がロボット作りに悩んでいても、他の子が助けてあげたりすることでチームワークが生まれます。レゴで遊ぶのは一人でも楽しいですが、教室では、プロジェクトの作成からプログラムの作成まで、チームワークを大切にしながらロボット制作をしていきます。
コミュニケーション
子どもたちは、自分が欲しいものを正確に表現するのが難しいと感じることがあります。ロボットを作るとき、作りたいものがあってもなかなか自分だけでは作れないという状況がよくあります。自分が作りたいものを先生や他の生徒に伝えることでコミュニケーションが生まれます。そうすることで、達成したいことを説明する方法を見つけることができます。考えやアイデアを伝えることを学ぶことは、若い頃から成長するための素晴らしいスキルです。
創造性
生徒はいつも同じ手順でプロジェクトを作成しますが、レッスンの終わりまでに元のプロジェクトのバリエーションが非常に多いことにいつも驚いています。学生はまた、プログラムを作成するときに非常に創造的であり、多くの場合、追加の機能や効果音を追加します。
忍耐
他のアクティビティとは異なり、レゴは構築に時間がかかります。生徒はすぐに組み立てを終えて自分の作品で遊び始めたいので、これが生徒を苛立たせることがあります。作品を見つけてすべてをまとめるには時間がかかり、最終結果は生徒に辛抱強く、あきらめないことの重要性を教えます。
忍耐力
レゴでプロジェクトを構築するのはとても楽しいことですが、なかなかうまく行かず諦めてしまう生徒もいます。
ロボットが崩れたり、間違ったブロックを使ってしまった場合、正しいブロックに変えるためにロボットを分解する必要があります。 ロボットをを構築する際にうまくいかないことがたくさんあるので、各レッスンで生徒はプロジェクトが完了するまで挑戦し続けることを学びます。 生徒は、構築に苦労したロボットを作り終えた生徒は達成感に満ち溢れた顔をしています。 プロジェクト構築の困難な経験を通して、学生は自分の目標を達成するために諦めないことが重要であることを理解することができます。
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レゴを教材に使うことには多くの利点がありますが、レッスン中に気付いたもののいくつかを共有しました。 学生が私たちのレッスンに来るとき、私は彼らが単なるプログラミング以上のものを学んでいるのを見ることができます。ロボテックでは学生の人生を通して今後の人生で役に立つ多くのスキルを開発しています