小学生や幼稚園生が通えるプログラミング教室・ロボット教室の授業料(月謝)はいくらぐらいなの?ロボットは揃えておく必要があるの?

プログラミング教室やロボット教室の毎月の授業料は?教室で違いはあるの?

2020年も近づき、いよいよ学校でのプログラミング教育スタートがせまってきました。
みなさんのご家庭では、プログラミング教育のために何か準備は始めていますか?子どものためにタブレットやパソコンを買ってあげる前に、ロボット教室でプログラミングの基礎を学ばせてみませんか。

ロボット教室はロボットを作ることが目的ですが、実はプログラミングと大きく関わっています。そこで今、プログラミングを教える教室と同様、人気が高まっているのです。
とはいえ、気になるのが毎月の授業料ではないでしょうか。ロボット教室やプログラミング教室のお知らせなども広告に入ってくるのですが、びっくりするほど高いところも少なくありません。中には入会金に10万円、毎月2回の教室で1万円を超えるという教室も珍しくはないようです。
調べてみると、平均的に毎月の授業料が1万円前後、入会金が1万円前後というところが多いようです。
授業は月2回の場合は1万円前後、月4回だと2万円前後になるようです。

最近はいろいろな習い事があり、入会金や授業料が高額なものも見かけます。
我が家でも学習塾など複数の習い事をさせていますが、毎月高い授業料を支払い、初期費用に10万もかかってしまうようでは、とても続けられません。

 

でもロボテックは比較的低価格です。入会金はなく、月々の授業料は7800円~になります。授業に使うロボットを購入する場合は56,160円が必要になりますがレンタルも可能です。レンタル料金は毎月1,620円なので、初期費用でロボットを購入することがちょっと負担になるというご家庭でも安心してご利用いただけます。
授業時間は月2回ですが、1回につきたっぷり90分間の授業になります。「子どもは90分なんて飽きちゃうのでは」という不安があるご家庭も大丈夫。ロボット作りに夢中になっているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまいますよ。
ロボテックでは無料体験を行っています。まずは無料体験でお子さんにロボット作りの楽しさを知ってもらいましょう。

 

算数や国語などを教える塾よりも少し高め?

では、ロボット教室やプログラミング教室は、算数や国語などを教えてくれるいわゆる「学習塾」よりも授業料が高いのでしょうか。
算数や国語を教えてくれる学習塾も、毎月の授業料は千差万別です。高いところもあれば、安いところもあります。たとえば多くの有名人が通っていたことで知られる学習塾では、小学生が1教科習うと現在6480円かかります。週2回授業があり、どれだけたくさん宿題を出してもらっても、どんなに進度が早くてもお値段は変わらないので、お得と言えばお得かもしれません。
でも個人授業が主となっている学習塾や、家庭教師の場合はもっと金額が高くなりますよね。逆に大勢のクラスに先生が1人という塾では、もう少しリーズナブルに通えるかもしれません。

気になる点は、教室で学ぶ内容の違いについてではないでしょうか。算数や国語といった教科は、学校でテストもありますし成績もつきます。中学・高校に進学しても授業は継続しますし、いずれ大学受験に影響を及ぼします。
でも、プログラミングは成績のつく独立した科目ではありません。プログラミングが単一の科目ではない以上、受験科目として登場することはしばらくの間はないでしょう。
こうした受験に関係しない科目のための塾に、お金を払う必要はあるのかなと考える親御さんもいるでしょう。では別の視点から授業料のことを考えてみましょう。
授業料の金額の高低は、そこで教えてもらえるスキルがどれほど将来役立つかで決まりますよね。
プログラミングやロボット教室の授業料は、それなりに高めです。ここで教えてもらえるスキルはどれほど将来に役立つのでしょうか。

ロボット教室では、主に2020年の学習指導要領改訂に向けて、プログラミングを中心に教えています。なぜ新学習指導要領ではプログラミングを学校教育に組み込むことを定めたのでしょうか。
それは、これからの時代を生き抜くためにはプログラミング的思考力というスキルが必要となるからです。
このスキルは算数や国語と同じくらい重要であると考えられるようになったからこそ、学習指導要領に組み込まれ、また街にたくさんのロボット教室が開校するようになったのです。

 

ロボット教室で教えてくれることのメリットって何?

ロボット教室ではパソコンやタブレットにダウンロードしたソフトを活用して、ロボットにプログラミングを行うという作業を教えてくれます。
その中で、もちろんパソコンやタブレット・インターネットのいろはも教えてもらえますし、ロボットを組み立てるための技術も教えてもらえます。アイコンを動かすだけの簡単なプログラミングから、ゲームなどの高度なプログラミングまで、プロの先生に見守られながら学ぶことができます。

ロボテックは少人数のグループ制なので、他の子どもたちとコミュニケーションをとったり、プレゼンを行う力も磨かれます。
ロボテックでもっとも重視しているのは、仮説力というスキルです。「この結果はこうなるかもしれない」という仮説を立てて、実際に行動してみることです。作業の結果、それはエラーにつながるかもしれません。
でも諦めず、何度でもトライして新たな仮説を立て、正しい方法へと近づいてゆく…その過程が、子どもたちにクリエイティブな能力や、課題や問題に取り組んで解決してゆく実力をつけていくのです。

こうした力は、どんな職業に就いたとしても必ず必要となるスキルです。子どもたちが営業の仕事をするときも、教員になったときも、サービス業に従事しても、確実に役立ちます。
なぜなら、クリエイティブな力とコミュニケーション能力、仮説力は、すべて人と関わっていく上で関係性を円滑にし、仕事をする上で必ず起きる問題や課題を解決する力となっていくからです。
クリエイティブな力、「創造性」は、デザイナーや作家などクリエイターにならなければ必要ないと思われていますよね。でもそんなことはありません。

実は、すべての子どもたちはクリエイティブな力に満ち溢れています。小さな子どもにクレヨンや積み木を与えると、実におもしろい発想で次々に楽しい作品を作り出しますよね。夢中になると、紙を飛び出し、時間を忘れていつまででも遊んでいるのではないでしょうか。
でも親はそれをいつまでも自由にさせているわけにはいかないものです。寝る時間や食事の時間を考えると、遊びにはいつか終わりの時がやってきます。年齢が上がるにつれて勉強に追われ、時間に追われて、子どもたちは自分の持つ無限大のクリエイティブな能力を、少しずつ自分の奥へと閉じ込めてしまいます。

このクリエイティブな能力を、閉じ込めることなく素直に伸ばし、さらに仮説力やコミュニケーション能力、問題解決能力などの翼を与えてあげることで、どこへでも飛んで行ける「自信」につながります。自分の奥から湧き出してくる、涸れることのないアイデアの泉があることは、子どもが広い世界に飛び出すための「勇気」になってくれることでしょう。

実際に社会に出た時に、クリエイティブな発想力で物事を思い立ち、それを成功へと導くような仮説を立て、果敢にトライして諦めずに達成させることができる人は、どんな職業に就いてもかならず自分の居場所を作って力を発揮していきます。
さらに家庭においても、パートナーの気持ちをくみ取り、仲良く健康に暮らすための知恵を働かせ、家族と自分が幸せに過ごす方法を自然と考えられる人になるのではないでしょうか。

こうした能力は本来、家庭をはじめ学校やアルバイト先、就職先などの人間関係にもまれて培っていくものです。でもこれからはAIが私たちの生活の中に多く介入してくると考えられます。その際、人間関係にもまれるという貴重な経験をあまり積まないまま大人になってしまうことも考えられます。ロボット教室はこうしたコンピュータ化が加速する社会を逆手にとって、より人間らしくコンピュータと付き合ってゆくスキルを学べる場所と言えるでしょう。

 

教材として使うロボットは購入する必要があるの?

ロボット教室によっては、使用するロボットを購入する必要があります。人気が高くスタンダードなマインドストーム®EV3は、購入すると56,160円(税込)です。このロボット購入代金がかかるので、ロボット教室は高額というイメージが強いのです。
先ほどもご紹介したように、教室によっては入会金やテキストなどの準備金が必要になることもあります。だから高額な教室では、10万円前後のお金が必要となると言われているのです。

でも「教室に通っている間しか使わないものだし、子どもが本当に興味を示すかわからないのに、そんな高いお金を払うのはちょっと…」と、小さなお子さんをお持ちの親御さんなら考えてしまいますよね。特に女の子は文系に進む子が多いこともあって、「リケジョ」という言葉が流行してもちょっとためらってしまう親御さんが多いのではないでしょうか。

そんな親御さんにこそ、ロボテックがおすすめなのです。ロボテックでは、必ずしもロボットを購入する必要がありません。ロボットは購入もできますが、レンタルも可能です。その場合、月々のレンタル代は毎月の授業料とは別に1,620円(税込)となります。
さらにロボットを購入した場合も、途中で何らかの事情があって「ロボット教室にこれ以上通えない」となった場合、買い取りも行っています。ロボットのコンディションによってお値段は変化しますが、完全に無駄になってしまうことがないのです。
それでも不安、という親御さんやお子さんは、無料の体験コースを利用してみましょう。実際に子どもたちが夢中になってロボットを作り、ソフトでプログラミングを楽しんでいる姿を見て、わたしに直接不安に思っているポイントを質問してみてくださいね。

とーたか

とーたか

1975年佐賀県生まれ。エンジニアを目指し工業高校へ行くものの、なぜかデザインの世界へ寄り道し1994年に桑沢デザイン研究所へ。 この時ゼミとして受けていた授業の中で「インターネットというモノがこれからくるぞ」ということを知る。 2003年インターネットの世界へ。当時アニメーションを制作する際に使われたFlashと呼ばれるソフトで「ActionScript」というプログラミング言語に始めて触れ、プログラムの面白さを知ることに。 2005年に浜松町のWeb制作会社に勤務。10年以上にわたりウェブディレクターとして大手中小企業様のWebサイトを手がける。 「クリエイティブ力」の大切さと重要性に気づき、2017年に未来のエンジニアを育てる「ロボット教室のrobotec」を開校。