ロボテックカップ2023【ロボット障害物リレー】今月から各教室でカリキュラムスタート!

楽しかったゴールデンウィークも終わり、本格的な新学期のスタートとなりました。
ロボテックでは先のブログでご紹介した通り、今年2年ぶりに【ロボテックカップ発表会】が開催されます!そして今回初めての『体育館』での開催です。
本番がどんな感じになるのか今からとっても楽しみですが、7月に向けてこの5月から製作がスタートします。
その授業の様子を少しご紹介いたします。

ロボテックカップ発表会2023のテーマをおさらい

栃木市総合体育館・メイン競技場

今年のテーマは【ロボット障害物リレー】です。
生徒たちに「リレーってわかる?」と聞いてみると、「運動会でやったことあるよ!」「〇〇ちゃんが早いんだよ!!」と教えてくれました。

そうですね。その運動会でよくやるリレーをイメージしてください。
それを、ロボテックでいつも使用している教材である、【LEGO education wedo2.0】と【LEGO education SPIKE】を使用してロボット(車)を作り、プログラミングで動かしていきます。

さらに、今年もチーム戦となります。
リレーですので、3コースのエリアをリレー形式でつないでいき、一番早くゴールを目指して走らせていきます。
その3コースそれぞれのテーマ&課題があります。それは・・・

*梅コース(低学年・入会歴の短め)

試作コース①試行錯誤中・・・
試作コース②まだまだ試行錯誤中・・・

【梅コース】のテーマは『障害物を乗り越えろ!』です。
第一走者を担当します。
このコースの担当は、低学年もしくは、入会歴の短い生徒さんに担当してもらう予定です。
各コース、【スピード】はもちろんですが、コースの特徴(課題)をクリアしながら進んでもらいます。
また、スピード以外にも、【力】【デザイン】【プログラミング】【紹介・プレゼン】などの部門で評価、または課題をクリアするごとに加点され、総合点の多いチームの勝ちとなります。

梅コースの面白いポイントは、『音センサー』を使用してもらうところです。
通常wedo2.0ではモーターのパワーは数値で入力し、最大10のパワーを指定することが出来ます。このモーターのパワーを決めるときに『音センサー』を組み合わせると、マイクで拾った音声の大きさを0~10で数値化し、モーターのパワーに変換することが出来ます。

つまり、プログラムが正しく出来ても、ロボットを動かすときにみんなで大きな声援をかけて走らせることとなりますので、本人たちのやる気!元気!勇気!がとっても重要となってきます。さらに、リハーサルもしっかり行い、本番を迎えてもらいましょう!

*竹コース(小学生中学年・入会歴の長め)

シンプルコース
紙粘土で重し試作中・・・
体重(重量)測定

【竹コース】のテーマは『重たいものを乗せて早く走る車』です。
第2走者を担当してもらいます。
このコースは小学校中学年もしくは、入会歴の長い生徒さんに担当してもらう予定です。
授業の中で、『早く走る車』と、『重たいものを運ぶ車』は基礎として必ず行うカリキュラムとなっています。どちらも見た目が違うだけではなく、重要な部分である『ギア』の種類・取り付け方が大きく違います。

基本的なギアの役割がわかっていることが重要ですが、実は『早く走る』ことと『重たいものを運ぶ』ことは真逆のことを求める形となり、それをどう導いていくのか?どちらかの特性をとるのか、両方兼ね備えた新しいシステムを作るのか・・・?
そんなところをじっくり考えて取り組んでもらいたいですね。
さらに、おもりも今回は自分たちで作ってもらうことにしました。

ロボテックのカリキュラムで『3Dプリンター』の授業があります。
まだ教わっていなくても、チャレンジしたい気持ちがあれば教えながら取り組むこととなります。また、3Dプリンターはパソコンを使用しますので、小さな生徒さんには粘土を使っておもりを作ってもOKとしています。
チームでどんなものをどうやって作るのか、を相談してもらい取り組んでもらいます。

*松コース(小学校高学年・中学生)

試作1号!幅は広く?狭く??
試作2号!!もう一つの課題は?
試作3号!!!ほぼ形になってきたよ

【松コース】のテーマは『自分のカラーを見極めろ』です。
第3走者を担当してもらいます。
このコースは小学校高学年もしくは中学生に担当してもらう予定です。唯一SPIKEを使用して作っていきます。

SPIKEには『カラーセンサー』が存在します。カラーセンサーが正しいプログラムで動かすと、指定した色を認識してプログラムを実行することが出来ます。
そこで、くじ引きで引いた色のラインをたどるプログラムを考えてもらい、その色と他の色を見極めて正しいラインをたどって次の課題を目指します。

松コースにはもう一つ課題があります。
指定された色のエリアへ人形を運ぶという課題です。これもカラーセンサーを使用することでクリアできると思います。

ロボテックカップに向けて重要な心構えは?

まず初回の授業では、講師から自分たちが担当するコースのルール説明を受けました。
何をやるべきか、どのように進めていけばいいのか?をよく理解して進めてもらうことが重要だからです。

また、ロボテックカップ・発表会は生徒たちが日ごろの授業で学んだことをアウトプットする機会となります。
通常の授業と違い、講師の方で何を作るべきかは指示しません。ゴールにたどり着くための道筋を立てることはありません。すべてチームのメンバーと相談しながら進めてもらいます。

ですので、「できない、わかならい」場合は、そのまま出来ないところは点数が入らないこととなり、総合点が低くなります。
しかし、取り組むうえでもしかしたらまだ教わっていない課題が出てくるかもしれません。やりたいアイディアがあるのに、自分たちの知識・技術では答えが出ないこともあるかもしれません。
そんな時は講師に質問をしてください。

ちゃんとヒントをだします。サポートしますので安心してください!
まずは自分たちで考えることが大切だと我々は考えています。試行錯誤するなかで見つかる答えもあると思います。また、1人じゃないんです。チームで一つの作品を作っています。
チームで協力して課題をクリア出来たら、自分たちのスキルアップにもつながりますし、自信にもなります!達成感も得られると思います!
そして何よりも、楽しく!取り組んでもらえればと思います。

初回授業の様子

みんなで相談してから・・・
個別に手分けして制作したり・・・
協力して制作したり・・・

説明を受けてからはチームの皆で相談してもらいました。
まずは基本となるベースの車をどうするか?自分で0から考えて作ってももちろんOKですが、今まで教わったカリキュラムの中から参考になりそうなものをベースにしてもOKです。

初回は残った時間がわずかですので、試しに作り始めるところまで行って、続きは次回となりました。

ロボテックカップ発表会に向けて5月から7月の1回目の授業まで計5回を使用して取り組んでいきます。普段は1回の授業でバラしてしまう作品も、大切に大切にとっておきます。しかし、1度作ったからそれでGO!ではありません。
きっと、作ってはバラシ、ばらしてはまた組み立てて・・・を最初は繰り返すことになると思います。

じっくりと試行錯誤して取り組んでいきましょう!

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ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。

ロボテックでは、ロボットづくり・マインクラフトでゲームづくり の無料体験を行っております。

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robotecスタッフ

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ロボテックのスタッフです。授業の様子や、プログラミングの情報を定期的にアップしていきます!