ゆいの杜レッスン風景 スプリンギンでゲームクリエイターになろう!(part2)

前回の授業ではものづくりの基本的な考え方となるPDCAについて勉強し、ゲームクリエイターになりきってものづくりに挑戦しました。
教材にはスプリンギンを使って迷路ゲームを作るための計画(P)と実行(D)までを行いました。
今回の授業では二人の生徒と残りの評価(C)と改善(A)を行って迷路ゲームを完成させます。


“評価”の工程

“評価”で重要なことは計画した内容が正確に実現できているかどうか確認することです。

二人の生徒には前回作った設計図と迷路ゲームを見比べながら、設計図通りにプログラミングができたかどうか確認してもらいました。
設計図にはアイテム、ゲームの仕掛け、ゲーム画面が書かれているので、それらが1つ1つプログラミングできているか〇をつけます。
二人とも設計図のリストには〇が並んでいきます。最初のものづくりの体験でここまで設計通りにできるのは素晴らしいです。

しかし、二人ともなんだか納得行ってない様子…



“改善”の工程

理由を尋ねると難易度が想定したものと違うようです。

それでは、どのように改善したいのか設計図に戻って再設計してもらいます。
再設計が終わると、難易度調整のプログラミングを行い、再び設計通りできたか評価してもらいました。

すると二人は自己評価して満足そうな笑顔に。

最後にお互いに迷路ゲームを交換してプレイすると、ゲームクリエイターのように自分のゲームの特徴や仕掛けを説明しながら楽しんでくれました。



2回の授業を通じて、身の回りにある製品づくりと同じような手法でゲームづくりを体験してもらいました。
普段しているTVゲームなどがどのようにして作られているのか少しでも理解してくれたように思います。
また、PDCAのような考え方はものづくりだけでなく、普段の生活や様々な仕事にも応用できることに気づいてくれたらうれしく思います。

今までの社会人経験において、このような基本が守られずに失敗するプロジェクトをたくさん見てきました。計画して実行しただけで何かしたつもりになって、評価や改善もせずまた次へ。このような基本が守られずに失敗するケースはたくさんあります。

しかし、この子達はすでにゲームクリエイターの手法を体験し、立派に成功することができました。今後どのように成長していくのか楽しみです。


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