Scrach(スクラッチ)でリアル世界とつながる!ビデオモーションセンサーを使ってみよう!

本日のレッスンはScrachで音楽を演奏しちゃいます!
Scrachで組んだプログラムとカメラに映ったリアル世界が繋がります。
Scrachの拡張機能ビデオモーションセンサーで実現します。
さて、今日は初級編、メリーさんの羊(4音しか使わない!)を演奏してみよう!

音を出す

Scrachを立ち上げるとスクラッチキャットがいます。スクラッチキャットを触ってニャーと泣かせてみましょう。

拡張機能で「ビデオモーションセンサー」を選択します。するとカメラが起動してカメラ前のみんなの姿がモニタに映し出されます。

ビデオモーションコードを使います。

ビデオモーション > 「10」ここの数値は動作、ビデオ感度を確認しながら設定しましょう。数値を小さくすれば、反応しやすくなり、大きな数値にすると大きなアクションにしか反応しなくなります。

ここに「ニャーの音を鳴らす」をくっ付けてみましょう。

さて、カメラの前でスクラッチキャットに触ってみましょう!

『ニャー!』
「鳴いたー!」
『ニャー!ニャー!ニャー!ニャー!ニャー!』
「うるさーい!」

うるさいくらい鳴くので数値や、スクラッチキャットの位置、カメラの向きなど調整していきます。

 

たくさんの音を設定する

今日の課題はメリーさんの羊です。メリーさんの羊は「ファ」「ソ」「ラ」「ド」の4音で構成されます。

拡張機能から「音楽」をセレクトします。そうすると様々な音や音階、テンポ等のプログラミングパーツが使えるようになります。

スクラッチキャットの他にスプライトキャラクターを3つ選びます。楽しいキャラクターがたくさんあって迷いますねー。

「これにしようー」
「僕は恐竜とバナナー」

バナナに「ファ」
りんごに「ソ」
ボールに「ラ」
こうもりに「ド」

の音がスプライトに触ったら鳴るようにプログラミングしました。

 

演奏してみよう

ラーソファ、ソ、ラ、ラ、ラ♪ ソ、ソ、ソ♪ ラ、ド、ド♪

なかなか難しいです!音が重なり合ってしまったり、カメラ越しに触りやすい位置にスプライトを移動したり、細かい工夫をして再チャレンジ。

スプライトの配置は他のスプライトを触りに行くときに他のスプライトを触ってしまわないように頭上に放射線状に置くことにしました!

「せーの!」
ラーソファ、ソ、ラ、ラ、ラ♪ ソ、ソ、ソ♪ ラ、ド、ド♪

ゆっくりだけど一応曲になった!かな?

Scrachには他にもたくさんの拡張機能があるので色々なものが作れそうです!

モニターの中にとどまらず、リアル世界とつながることで想像力はどんどん膨らんでいきます。

loTソリューションが家庭にも入ってくるようになって、これからますますと必要となって行く分野です。ロボテックのプログラミングレッスンでは、難しい文字列のプログラミングではなく、遊びの中で仕組みを体感し学んで行くことができます。

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とーたか

とーたか

1975年佐賀県生まれ。エンジニアを目指し工業高校へ行くものの、なぜかデザインの世界へ寄り道し1994年に桑沢デザイン研究所へ。 この時ゼミとして受けていた授業の中で「インターネットというモノがこれからくるぞ」ということを知る。 2003年インターネットの世界へ。当時アニメーションを制作する際に使われたFlashと呼ばれるソフトで「ActionScript」というプログラミング言語に始めて触れ、プログラムの面白さを知ることに。 2005年に浜松町のWeb制作会社に勤務。10年以上にわたりウェブディレクターとして大手中小企業様のWebサイトを手がける。 「クリエイティブ力」の大切さと重要性に気づき、2017年に未来のエンジニアを育てる「ロボット教室のrobotec」を開校。