レッスン風景【猿の綱渡り】リンク機構を取り入れる

LEGO Educationシリーズの、WEDO2.0を使った授業をご紹介します。

今日のカリキュラムは猿の綱渡りです。猿のロボットを作り、ロープや枝を前や後ろに進ませていきます。

お猿をつくる

LEGOの組み立てが少し複雑になります。

両腕が前後に動き綱を渡っていくのですが、細かい微調整が必要となります。

また、このロボットは『リンク機構』という構造を取り入れていますので、より精度の高い組み立てが必要となります。

リンク機構とは?

《 部材をいくつか組み合わせて、力や運動を伝える機構がリンク機構である。》

今回のお猿ロボットでは、モーターの回転が両腕の前後運動へと変換されます。

 

プログラムを組む

課題は前へ進んだら後ろ戻るを繰り返す、です。

単純な動きの繰り返しなので、生徒さん自らに考えてもらい、下記のようになりました。

 

 

失敗もチラホラ・・・

組み立ての微調整がうまく行かないと、お猿の顔が外れたりしました・・・

また、ロープがたるんでいるとモーターに負荷がかかりすぎて、最大出力の10のパワーを設定すると腕がもぎれます・・・

そのため、猿の背中の空洞を補強したり、回転するアームの位置をずらしたりと、それぞれが工夫をして改善を行いました。

猿の綱渡り成功!

成功です!!

負荷が少なくなるように、ロープではなく枝(棒)を模して渡らせてみました。

 

 

お猿の動きが可愛くて、子どもたちも大満足!

今回はこれでタイムオーバーになりましたが、モーションセンサーをつけることで、障害物を見つけたらストップさせたりすることもできます。

 

 

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ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。

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robotecスタッフ

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