レッスン風景【重たいものを運ぶ】引っ張る力

LEGO Educationシリーズの、WEDO2.0を使った授業をご紹介します。

今日のカリキュラムは【重たいものを運ぶ】です。

ものを運ぶときって、人の手だけでは大変ですよね。

普段なにげなく、道具を使ったり、乗り物を使ったりしていませんか?

重たいものを一度に運ぶには、どんな道具(乗り物)を使って、どうしたらよいか。考えながら作ってみました。

重たいものを運ぶには?

車や電車、トラック、荷車など、荷物を載せて運ぶものを想像してみました。

自動車の牽引トラック!なんて意見も出ましたよ。

今日はこんなものをレゴで作ってみました。

 

電池を10個運んでみよう!

プログラムの力は最初から最大出力の『10』で実験です。

荷台に電池を10個のせて動かしてみましたが、車輪が滑ってしまって前に進みません。

よく観察し、考えてみました。

 

 

改造する

車輪が滑っているので、車輪にゴムを付けました!

すると、さっきはつるつると滑ってしまった車輪がうまく地面を蹴り、前に進むことが出来ました!

 

ペットボトルを運んでみよう!

次の課題は、水の入った500mlのペットボトルを運んでみよう!です。

車輪にゴムを付けただけでは動きませんでした。

そこで今度は、荷台の方に車輪を付けてみました。

大成功です!

 

今日のポイント!

プログラムの出力は変わらないのに、なぜ重たいものを運ぶことが出来たのでしょう?

ポイントは『摩擦(まさつ)力』です。

少し難しい言葉ですが、摩擦とは、固体表面が互いに接しているとき、それらの間に相対運動を妨げる力がはたらく現象をいうそうです。

今回は、荷物を引っ張る車には、地面との摩擦を大きくして地面をしっかり蹴れるようにし、運ばれる側の荷台には、より摩擦力を少なくして動きやすくするために回転する車輪をつけました。

今回も観察して、原因を探って、気付き、対応する。

ということが出来ていましたね!

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ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。

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robotecスタッフ

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