レッスン風景【ライントレーサー】モーションセンサーを使ってこんな動きが出来る?!

今回はLEGO Educationシリーズの、WEDO2.0を使った授業をご紹介します。

今日のカリキュラムは【ライントレーサー】です。

wedo2.0の部品に含まれる【モーションセンサー】ですが、基本的な役割は『物を検知する』ことです。

普段は『壁にぶつかる前に止まる』、とか、『物を検知したら〇〇する』といったような役割で使用します。

今回のカリキュラムでは、モーションセンサーが『黒色を認識する』というもう一つの特徴を使ったロボットを作っていきます。

組み立てる

組立図を元にロボットを作ります。

今回はモーションセンサーを使いますので、付ける位置に気をつけて組み立てを行いました。

完成!

かわいらしいお顔をつけて完成です!

プログラム

次にプログラムを組みます。

ロボットの頭に【モーションセンサー】を取り付けています。

テーブルに描いた『黒いライン』をなぞって動くロボットですので、モーションセンサーは下向きに取り付けています。

ロボットのお尻にはタイヤを一つ取り付けています。

モーターの動きがこのタイヤに伝わるように取り付けられています。

どのように動くのでしょうか?

プログラムは・・・

①モーターを左回転に

②10のパワーで動かす

③モーションセンサーが反応するまで待つ(※黒いラインを検知するまで)

④モーターを右回転(逆回転)にする

⑤モーションセンサーが反応するまで待つ

⑥繰り返す

すると、モーションセンサーを取り付けた頭の部分が黒いラインを検知すると、モーターが逆回転になります。

お尻に取り付けたタイヤが左右に動くことで、頭の部分が左右に動きます。

そうすると、またモーションセンサーが黒いラインを検知します。

その繰り返しで少しずつ前に進んでいきます。

動かす

試しに動かしてみました。

しかし、上手にお尻が左右に動かないため、黒いラインをトレースして動くことができません・・・。

何が原因か、よく観察してロボットの動きを見てみると、黒いブロックに取り付けた水色の丸いブロックが本来なら回転して左右に動くはずなのですが、回転しません。

しっかりハマってしまっているようで、動かすには力が必要なようです。

そこでブロックをより滑りの良いものへ取り替えてみました。

すると・・・?

無事、お尻がスムーズに左右に動くようになりました!ヤッタネ!!

今回は黒いラインしか描きませんでしたが、他にピンクや緑など他の色が混ざっていると、モーションセンサーが黒色にだけ反応することがわかると思います。

モーションセンサーが『モノ』以外にも『色(黒)』にも反応することがわかりましたので、色々なことに応用出来そうですね!

おまけ(アレンジ)

前回行ったスパイラルグラフが楽しかった!ということで、今回のロボットにもマジックをもたせて、きれいな円を描いてくれました!

おもしろいアレンジですね!

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ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。

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