レッスン風景「フルーツを集めて種類に分けよう!」「パソコンに慣れよう」

最近は雨の日が多いですね。こうやって一雨一雨、季節は春に近づいて行くんでしょうね!

さて、今回のレッスンは、小学生と幼稚園生に分かれてのレッスンです。

まず、小学生は『ワールドロボットオリンピアード2018』の競技を体験してみよう!ということで、フルーツをあつめて種類別に分けるという、なかなか高度なミッションを達成するためのロボットを作りました!さぁ、果たしてミッションクリアできたでしょうか?!

【小学生】

『ワールドロボットオリンピアード2018』の競技を体験してみよう!

「はじめに、せかいの8おく人ちかくの人々はたべものがたりなくてくるしんでいます。さらに、せかいの3分の1の食べものを食べることができないのです。たとえば、農場では見た目が良くないリンゴは売り物にならないからあつめられていません。けれども、このようなリンゴも、むかしはリンゴジュースを作るのにつかわれていました。

今年のチャレンジは、ロボットをつかってフルーツをあつめ、しゅるいにわけて、絵のように色や形のきれいなフルーツは売りものとしてお店へ持って行きましょう。青い色や形のよくないフルーツはジュースようとしてジュース工場へと持って行きましょう。」

このミッションには、ちゃんとした理由があるんですね~!世界で食べものに困っている人もいれば、見た目が悪いという理由で捨てられてしまう食べものもある。きれいな見た目のリンゴは売り、見た目の悪いリンゴはジュースにして再利用するので、分けましょう!ということですね。ただ、赤いリンゴはお店へ。青いリンゴはジュースへ分けてください。と指示されるよりも背景を知っていると想像力が増す気がしますよね!

四隅に配置された農場から、リンゴを収穫してお店とジュースに分けます!

さぁ、どんなロボットができるかな?

実際にロボットを作ってみよう!

レゴ®WeDo2.0を使ってロボットを作ってみよう~!

こんなにたくさんのパーツの中からどんな作品が生まれるのかな??

農場にあるフルーツは、置いてある高さが違ったり、台の形が違っていたりします。それをどれだけ取ることができるかがポインロですね!お友達はこんなロボットを作りましたよ!


二つともベースの形はなんとなく似ていますね!タイヤが後ろに二つ。前のほうにキャッチできる部分を作りました。

取ったリンゴを逃さず持ち運べるように、四角で囲ってみたり・・・。

これじゃ気にぶつかってリンゴまで進めないから、高さを変えてみようかな?

前の部分を鎖に変えてみたらどうだろう?!

サイドにタイヤを付けたらぶつかってもスムーズに動くかも!?

子供たちの発想力と切り替えは、本当に優れていて、アイデアに溢れています。そして、ロボテックに通う子供たちは途中で消して諦めない!何度も何度も動かしては改良してを繰り返していきます。

完成したロボットを動かしてみよう!

次は作ったロボットを実際に動かしてみましょう!

タブレットを使ってどう動かせたいか、プログラムを組んでいきます。

ホームエリアからスタートさせて、四隅にあるリンゴをGETするにはどんな動き方をすればいいのかな?まっすぐ進んだだけではたどり着きません。回転させてみたり、バックさせたり、試行錯誤・・・。

方法はさまざま!ゴールまでの選択肢は無限にありますね!

おっ!いい感じ!!もう取れちゃうかも!?

しかし!!この農場のリンゴの前には他の農場には無かった障害物がありますね!この障害物を避けてリンゴだけをとるのはとってもむずかしい!果たして、結果はいかに?!うまくリンゴを取ることができたのでしょうか!?

子供たちの発想は本当に素晴らしい。毎回感心します!幼いころのこんな体験は、大人になっても絶対に役に立っていくんでしょうね!

【幼稚園生】

パソコンに慣れよう!

小学校に上がる前の子供たちは、まだパソコンに触れたことがない子たちもたくさんいます!

今回は、いつもはタブレットでやっているプログラミング学習ゲームをパソコンでやってみました!

「これは、マウスと言ってパソコンを操作するのに使います!」トータカ博士から基本的な使い方を教えてもらい、ゲームスタート!!

お!うまくマウスを握って操作していますね!

このゲームは、お猿さんがバナナをGETするにはどう動けばいいのかな??という可愛らしい内容で、子供たちも苦手意識を持つことなく、プログラミングの基本を楽しく学べます!

上手にバナナをGETして、トータカ博士に「すごい!すごい!!さすが!!」と褒められると、とっても嬉しそうに次のステージへとどんどんコマを進めていきます。子供はほめて伸ばす。その通りだな、と感じます。

レゴ®WeDo2.0を使ってコマ回し対決をしよう!

ゲームの後は、「最強のコマ回し対決」が始まりました!WeDo2.0を使ってコマを組み立てます。

目の前にある無数のブロックを眺めながら試行錯誤。納得のいく自信作が遂に完成!大きな羽のついたコマや、小さくて早く回るコマができました!

だれが一番長く回っていられるコマを作れるか競争だ!!

対決をしながら、「ここはこうしたほうがいいかな?」「先生のそこ、真似してつくってみよう!」などと考えながら改良を重ねていました。

WeDo2.0を使って、コマを簡単に早く回せるコマ回し機を先生が開発し、子供たちは興味津々!!コマ回し機を使って夢中になってコマを回し続けていました!教室内には「やった~!」「あ、それすごい!それやってみよう!」など楽しそうな子供たちの声が響き渡っていました。

 

 

 

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とーたか博士

とーたか博士

1975年佐賀県生まれ。 2003年インターネットの世界へ。当時アニメーションを制作する際に使われたFlashで「ActionScript」というプログラミング言語に触れ、プログラムの面白さを知ることに。 2005年に浜松町のWeb制作会社に勤務。10年以上にわたりウェブディレクターとして大手中小企業様のWebサイトを手がける。 「クリエイティブ力」の大切さと重要性に気づき、2017年に未来のエンジニアを育てる「ロボット教室のrobotec」を開校。