栃木市レッスン風景【レースカー】基本の車を作ってみよう!早く走らせるには何がポイントになるかな?
今月新しく栃木市ベースに入会された生徒さん。2回目の授業は『レースカー』を作ってもらいました。
LEGOで車を作ったら、せっかくなので走らせたいですよね?しかし、設計図通りに組み立てても、なんだかノロノロゆっくりとしたスピードでしか走りません・・・。
このカリキュラムでは、基本の車からいくつかの改造を加えることで早く走る車にすることが出来ます!
そのポイントはどこか?しっかりと学んでいきましょう!
基本のレースカーを組み立てよう!
組立図を見て基本のレースカーを組み立てましょう!
LEGOが大好きなT君。組み立てはお手の物です!物体を立体的にとらえてみる力もバッチリですので、講師は口出しをせずに完成を待たせてもらいました。
見本を元にプログラムを作ろう
さあ、レースカーが完成したら次はプログラムです。
今回のカリキュラムでは見本のプログラムが存在しますので、その通りに組み立ててもらいました。
プログラムが完成したら、プログラムブロックの役割を説明します。ここでしっかりとお話を聞いて理解していきましょう!
緑色はモーターのプログラムです。
モーターの回転方向・スピード・時間などがあります。
赤のブロックは画面表示ブロックです。
最初に『0』を表示させ、そこに『1』を繰り返しプラスすることで、センサーが壁に近づくまで(車が止まるまで)カウントをしてくれます。
これで早くなったか遅くなったかを確認しています。
最初の走行は?
走り出しました!
・・・が、T君いわく「おそい~!!」とのこと。そうです。基本の組み立てだととてもじゃないけどレースカーとは言えませんね。
今日の授業はここからです!どのように改造したら早くなるのか?を考えてもらう内容となっています。
タイヤの大きさを変えてみる
1つ目のポイントは『タイヤの大きさ』です。
最初に小さなタイヤを取り付けましたが、wedo2.0にはもう一つ大きなタイヤがあります。それに変えてみました。
すると・・・?
「早くなった!」
「でもちょっとだね。」
T君は納得いかない様子です。
わかるよ。まだまだゆっくりだもんね。
それではこの後に、プーリーを使った実験をしてもらいました。
大小2つのプーリーを、それぞれ【モーター側】と【タイヤ側】に取り付けて、どちらにどちらの大きさのプーリーを取り付けると早くなるのか?
実験結果は【モーター側を大きく、タイヤ側を小さく】することで、速度が速くなりました。
見た目で大きくスピードが変わったのでこれは納得の様子。
しかし、T君に仕組みを説明しても「わかならいよ~」とのこと。
難しかったかな?でも、理屈はわからなくても、これだけは覚えておいてね!速度を速くしたいときは【モーター側を大きく、タイヤ側を小さく】だからね!とお話ししました。
これから何度も繰り返しこの組み合わせ、または逆の組み合わせでロボットを作っていくことになると思います。何度も何度も繰り返し行うことで理解が追い付いてくることと思います。
プーリーをギアに変えてみよう
カリキュラム最後の改造は、【プーリーをギアに変える】ということです。
プーリー同士はベルトと呼ばれるゴムで繋ぎますが、滑ってしまいパワーが100%伝わりません。
そこで、ギザギザの歯車がある【ギア】に変えることで、パワーがしっかりと伝わります。
頑張って頭を悩ませて考えてくれましたが、思うようにギアとギアがかみ合わない様子。残り時間わずかというところで、講師からさらにヒントをあげました。
参考となる車を作ってみせて、よく観察してまねしてもらいました。
そして、試しに走らせてみると・・・?
「はやいはやい!!」やっとT君も納得のスピードになったようです。
そしてわずかに残った時間で、カッコよくデコレーションしてもらいました!
運転席に操縦レバー、また、細かくいろいろついています。
子供たちの発想やセンスは素晴らしいですね!
今回は沢山考えてもらいましたが、最後までよく頑張ってくれました!
お疲れさまでした☆彡
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