栃木市レッスン風景【地震】揺れに強いオリジナルの建物を作って実験してみよう!
本日はLEGO wedo2.0の基本のカリキュラム【地震】の授業を行いました!
12年前の東日本大震災にはまだ生まれていなかった生徒たち・・・。大きな地震は経験がないと思いますがそれでも日本は地震大国です。
『震度』という言葉も、地震がおこる仕組み、そもそも『地球』ってどこか知ってる??といったところから、話しながらスタートしました。
地震発生装置を組み立てよう
カリキュラムに沿って地震についてお話をした後は、アプリの動画をみて世界にはいろいろな素材や形でできた建物があることを確認しました。そのまま、組立図に沿って『地震発生装置』を作ってもらいました。
組み立ての工程は長くないのですが、パーツを取り付ける向きや、車軸をしっかりモーターに押し込むなどしないと上手く作動しないことがあります。
いつも組み立てが早い生徒たちですが、焦らずじっくりと取り組んでもらいました。
また、【A】【B】【C】の特徴的な3つのお家をブロックで作ってもらい、まずはこの3つの建物で実験・検証してもらいました。
どんな特徴の建物が倒れにくい??
地震発生装置が完成したらプログラムを組んで動かしてみます。
今回は見本のプログラムがあったため、真似て組み立ててもらった後に、ひとつひとつのプログラムブロックの意味を確認しながら動かしてもらいました。
ABCの特徴的な建物は・・・
【A】3つの中で一番低い建物
【B】一番背の高い建物
【C】Bと同じ高さだが、土台が大きな建物
です。
順番に地震装置に乗せてもらい、プログラムを実行して震度いくつまで倒れずに残っているのか?を検証してもらいました。
予想停まったく違かったり、ドンピシャだったり・・・。
結果を踏まえて、ABCの形の違いを認識してもらい、次の課題にチャレンジです!
課題1
最初の課題は『震度4でも倒れない15階建ての建物を作ってみよう!』です。
LEGOブロックで建物は自由に作ってもらいました。
ざっくり縦に15段重ねてもらい、また、さっきの実験結果のポイントを踏まえたうえでオリジナルの建物を作ってもらいました!
毎回ですが、生徒たちの発想はおもしろい!!
何度チャレンジしてもOKですので、都度形を変えながら試してくれました。
そんなな中で、地震発生装置から大きくはみ出した大型の建物が完成しています!おお!はみ出した建物はしっかりとテーブルに足を付けて(笑)抜群の安定感です!絶対倒れなそう!!(笑)
なんでこのデザインにしたの?と質問してみました。
「土台の大きさを意識したの?それともただのデザインでこうしたの??」
と聞いてみると、「デザイン!」とのこと!そっか!(笑)
でも抜群の安定感で見事課題である『震度4』をクリアです。
課題2
続いての課題は『震度8に耐えられる15階建ての建物を作ってみよう!』です。
震度8って、現実世界でもなかなかないですが、ポイントである『重心の位置を低く』『地面との接地面』あたりを意識してさらなる改造に励んでもらいました。
オリジナルの建物がどんどん出来上がります。
土台をしっかり(重心の位置を低く)といったポイントもそうですが、本日の生徒たちはみんな、地面との接地面を、揺れたときのずれが最小限になるように工夫をしてくれました。
たまに、ブロック同士をくっつけてしまうこれまた斬新な発想で課題をクリアする生徒もいますが、今回は完全にくっつけているわけではなく、形を工夫して臨んでくれていました。
時間内に見事2つの課題をクリアすることが出来ました。
『地震』といったテーマはちょっぴりつまらないテーマかもしれませんが、自分たちなりに実験しながら創意工夫を重ねてオリジナルの建物を作る作業はみんな楽しそうに、集中して取り組んでくれます!
最後までよく頑張りました☆彡
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