佐野ベースレッスン風景 ゴミ収集車を動かしてみよう!

LEGO Educationシリーズの、WEDO2.0を使ったカリキュラムの紹介です!

今回のテーマはゴミ収集車。

家庭から出るゴミを回収して、処理場に運んでくれる車ですね。

ゴミ収集車について知ろう

レッスンの最初に、ゴミ収集車についてのクイズです。

「ゴミ収集車って、ゴミ袋が何個くらい入ると思う?」と聞いてみました。

「えー?30くらいかな?」と、Yくん。

なるほどー。確かに、外からみたら、そう思うよね。

質問を変えてみます。

Q. ゴミ収集車には45Lのゴミ袋がどのくらい入るでしょうか?あ~うの中から1つ選びましょう。

あ)100袋
い)500袋
う)1000袋

「正解はこの中にあります。この中から選ぶなら、どれだと思う?」と講師が聞くと

「え~そんなに入るの! (あ)の100袋くらい?」とのこと。

そうだね、見た目だと、そう思うよね!

なんと正解は (う)の1000袋!

ゴミ収集車にはいくつか種類があって、「プレス式ごみ収集車」というタイプのものは、投入口の手前で一度ゴミを粉砕し、それを圧縮して詰め込むことができます。

圧縮力がつよいので、想像以上にたくさんのごみを集めることができるのですね。

ゴミ収集車を組み立てよう

ゴミ収集車のすごさがわかったところで、いよいよ組み立てスタートです!

スライドを見ながらひとつひとつ組み立てをしていきます。

最初は全貌が見えませんが、出来上がってくるとだんだんゴミ収集車っぽくなっていきます。

動かしてみよう

いよいよ完成です!

さっそくプログラムで動かしてみます。

「遅いなあ……パワーを最大にしてるのに、なんでこんなに遅いの?」

いいところに気が付きましたね!

車のスピードが遅くなるのは、「ウォームギア」を使っているからなんですね。

ウォームギアとは、円形ギアとかみ合って機能する、らせん状の溝が付いたねじのようなパーツです。

ウォームギアには、かみ合うギアがゆっくりと減速されて回転するという特徴があります。そのぶん、動力は大きくなる(小さい力で大きいものを動かすことができる)といった特徴もあります!

応用してみよう

教室で用意しているテキスト通りに進める場合は、

・集積所のゴミを表すため、画像をディスプレイに表示させましょう
・モーションセンサーを使って集積所の近くで停車するようにしましょう
・ゴミを回収するときの作業の音を出してみましょう

といった課題に沿ってすすめていきます。でもYくんは

「それより、投入口にゴミを入れたときに、モーターが回転し始めるようにしたいな!」
「ゴミを投入しても、ゴミが落下しないようにしたい!」とのこと!

いいですね~!どんどんやっちゃってください!

というわけで、センサーの位置も工夫して、思い通りの動きを実現することができました。


今までに取り組んだこと・学んだことをベースにして、自分の中から沸き上がった「こんなことがしたい!」をプログラミングと改造で実現できるのは素晴らしいですね!

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ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。

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