『ロボテックカップ発表会2023』無事終了しました!当日の様子をご紹介!

5月から各教室、チームで取り組んできた『ロボテックカップ発表会2023』が先日無事、終了いたしました。
当日は栃木市総合体育館のメイン競技場で開催され、沢山の生徒が緊張の面持ちで本番に臨み、大勢の保護者様に見守られながら開催することが出来ました。
当日はとても暑い中長時間の開催となり、それでも最後までお付き合いいただいた保護者様には感謝の気持ちでいっぱいです!また我々講師陣・スタッフの至らない点も多々あったと思いますが、ご賛同いただいた生徒様保護者様のおかげで無事終幕することが出来ましたことを、まずは心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました!
本日はその様子をご紹介したいと思います。

ロボテックカップ2023テーマと最初に反省点・・・

今年のテーマは、『ロボット障害物リレー』です。
チームで1台のロボットを作り、さらに3チームでリレー形式でバトンをつなぎ競っていきます。
ご見学されている保護者様にもわかりやすくするために、競技のルール説明から行いました。

もともと運動会の障害物リレーをイメージしてテーマを決めましたが、ただ走る速さだけではなくプログラミングであったりデザイン力・プレゼン力などトータルで評価する形となっていました。ゆえに、当日見ていて、結果がよくわからなかったと、後日ご意見を頂きました・・・。確かにそうでした。グランプリなどの受賞者の発表のみで、具体的な点数などはお伝えすることが出来ず、至らない点だったと思います・・・。
チームごとの細かい評価に関しては、授業で個別にご案内する予定です。
各チーム、本番前から本当に力を込めてチームで頑張って取り組んでくれていました!
しっかりと担当講師からお伝えしようと思います。

スタンバイの様子

今回はチームで取り組んでいますので、チームごとに整列してスタンバイしてもらいました。
体育館はとても暑かったのですが、さすが子供たち!慣れている様子でいつもどおり!緊張してないの??また、しっかり水筒や熱中症対策をしてきてくれました!

そして時間になったらいよいよ司会者ととーたか博士の挨拶で開幕です!

くじ引きでチーム分け&色分け・プログラム決定!

『梅・竹・松』の3つの障害エリアをそれぞれチームで担当していますが、さらに、リレー形式でバトンをつないでいくために教室関係なく公平にくじ引きでリレーのチームを決定しました!
チームの代表者に出てきてもらい、順番にくじ引きです。

チームは夏野菜の名前を付けました。例えば『とまとチーム』とか『きゅうりチーム』とかです。
また、【松】を担当しているチームは、指定された色をたどるライントレースの課題がありまして、これも同時にくじ引きで色を決定しました。
【梅】のライトのプログラムもそうです。同じくこの場でくじ引きで決定しました。

つまり、このタイミングで決まったプログラムを、この後の本番前の限られた練習時間で修正・設定してもらいました!
ここに関しては、各チーム事前の準備・理解がしっかりできていたようで問題なくクリアしていたように思います。

リレーチームごとに整列!

自分たちの仲間となるちれーチームが決定したら早速自分たちが競技を行うコートへ整列してもらいました。
そして、司会者の号令とともに練習スタートです!
ここで初めてバトンをつなぐ練習を行いました。
実際、授業で取り組んでいた時には教室の広さも関係して、3つの障害コースを並べることが困難でした。
また、どのチームとリレーチームを組むかも当日までわからないので、ここで本当に初めてバトンの練習です。
しかし、もし、万が一上手くセンサーが反応しなかったら??といったイレギュラーな助教については生徒たちは授業中にしっかりと確認をしてくれています。

審査員となる講師と一緒にしっかりと最終調整をしてくれました。

【梅チーム】練習の様子

実は今回一番難しいコースになってしまいました・・・。障害がとっても大変!しかし、音センサーを使用して大きな声援を送ることで大きなパワーがロボットに伝わります!
練習の時からみんな大きな声で頑張って声援を送り続けてくれました!

また、まっすぐ走らせるより斜めに走らせた方がいいよね?など、戦略も大事!チームの皆で何度も調整して本番に臨んでくれました!

【竹チーム】練習の様子

竹チームは一番安定してしたように思います。
事前の準備が一番大変なコースだったと思います。自分たちで作ったおもりを乗せて、ゆっくりかつ確実にバトンをつないでいきます。

おもりの重さは600g以上とし、最大の点数が入るのは1kg以上としましたが、こちらは全チームが1kgを超えるおもりをつくってくれました!
とにかくまっすぐ走るように練習を重ねてくれました。

【松コース】練習の様子

唯一SPIKEをしようしてロボットを作っています。
さらに、課題は2つ。前半の課題は指定された色のラインをたどるライントレース。後半は指定された場所にある人形を指定された色の範囲へ運ぶ・・・といった課題です。

カラーセンサーを使用したプログラムとなっていますが、実はこれもとても曲者だったんです!
教室の照明と体育館の照明では色の明るさが変わってしまい、事前に準備したプログラムでは上手く反応しなかったりしました!
しかしこれも想定内です!授業内で講師から十分に注意をしました。
単純に色を見極めるプログラムにしているチームは、カラーセンサーの位置を調整することで対処していたり、また、反射率を利用したプログラムを使用しているチームは数値をもう一度見直して微調整を繰り返してくれました!

いよいよ本番スタート!

いよいよ本番です!司会者の号令で一斉にスタートを切りました!
しかし、トラブルはつきものです。上手くスタートできないチームももちろんありました。しかし、大丈夫です!
各チームには1人ずつ審査員をつけました。ルールの1つとして、各チームのロボットが動き出してから止まるまでの時間を計測しています。子供たちには焦らずに行うように声掛けをしながら、担当した審査員(講師)も一緒になって応援しながら何となくチームの一員として競技に臨みました!そうなりますよね!

スムーズにバトンがつながったチームもいればやはりトラブルでゴールまで時間がかかってしまったチームもいました。
しかしあきらめない!走行のチャンスは2回あります!
1回目の走行が終わったら即修正に入ってもらい、2回目の本番に臨みます。

各チームが揃ってスタンバイする様子は圧巻でした!生徒たちがみんな本当に真剣に取り組んでくれていました!
また、保護者様も近くで温かい目でも守って下さり、子供たちもとっても心強かったと思います!

予選終了&集計

予選は午前中は第3競技、午後も第3競技実施して、その後すぐに審査員が集合して集計を行いました!
体育館という事もあり、確実に早いのはアナログスタイル!と思い、アナログに手集計で計算しました。

決勝戦!

そして午前午後ともに、各競技グループで1位のチームが決勝進出となり、決勝戦もリレーグループ3チーム(合計9チーム)で行いました!
決勝だからスムーズにいくわけではありませんでした!
それこそ毎回生徒たちはしっかりとロボットが壊れたりしていないかチェックをしたり、時間によって光の加減が変わりプログラムを修正したりと、臨機応変にしっかりと対応してくれていました!

そして、決勝戦の実走です!

表彰式

長時間、集中して取り組んでくれたロボテックカップですが、決勝戦が終われば残すは表彰式のみです。
決勝戦で一番合計得点が高かった合同チームが【グランプリ】を獲得しました!
本当にどのチームも素晴らしかったのですが、今回は実力とともに【くじ運】も関係しました・・・。
午前午後、別々にその運も味方につけた3チーム(リレー合同1チーム)にグランプリを送りました!

さらに、惜しくもグランプリを逃してしまったチームから、『とーたか博士賞』と『審査員賞』を選出しました!
こちらは正確に次点の点数で・・・というわけではなく、当日の試合に臨んだ生徒たちの姿勢や、事前に行ったプレゼン・デザインの評価など、総合的にみて選出させていただきました。

まとめ

以上でロボテックカップ2023当日のご紹介を終わります。
おしくも当日受賞を逃してしまったチームも、先にお伝えしました通り各チーム他のチームに負けていない素晴らしいところがたくさんあります!
そこはしっかりと後日授業で担当講師からしっかりとお伝えさせていただきます!

3か月という長い時間をかけて生徒たちはとてもよく頑張って準備を行い、真剣に課題に取り組んでくれました。本当によく頑張りました。
また、改めてロボテックカップにご賛同いただきました保護者様にも感謝申し上げます。

今回はコロナが世間的に何となく収束し久しぶりに大々的に行えた大きなイベントとなりましたが、我々講師陣の至らない点も多々あったとおもいます。それらをしっかりと反省し、今後の生徒への向き合い方や授業への取り組み、大きなイベントへの取り組みへ活かせるように精進してまいりたいと思います。
今後とも温かい目で見守っていただき、時には厳しいご意見を頂戴しながら務めていければと思いますのでよろしくお願いいたします。

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ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。

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