ロボテックカップ2023【3Dプリンター】オリジナルのおもりをデザインして作ってみよう!
今年7月のロボテックカップ発表会に向けて、各教室でカリキュラムの取り組みがスタートしております。今回の課題の中で、【3Dプリンター】を使用した『おもり』を作る課題があります。選択肢として、粘土を使った造形でもいいのですが、ロボテックのカリキュラムの1つである3Dプリンターを使用して制作してもOK!となっています。
まだ授業で取り組んでいない生徒は、教わりながらの製作になると思いますが、今回のロボテックカップではこの『おもり』を使う『竹チーム』にはデザイン点が加わるので、積極的にチャレンジしてもらえると嬉しいですね♪
今回は、事前に講師がテストプリントをした様子をご紹介します。
TINKERを使用してデザインを作成
3Dプリンターを使用するにあたって、ロボテックでは2つの方法でデザインしています。
1つはみんな大好き☆マイクラを使用してブロックを積み上げで形を作る方法。結構マイクラでブロックを積み上げることに慣れている生徒には、楽しんで取り組んでもらえる方法ですが、ちょっぴりエラーも確認できているので、今回は『TINKER』のソフトを使用してデザインしていきます。
TINKER(シンカー)は、ドローンを動かすプログラムを作るときに使用したことのあるソフトですが、そのなかで、3Dデザインのソフトがあります。それを使用して形を作っていきましょう!
作業台を確認してみよう
立体的な作業台が確認出来ました。
画面右側に『基本シェイプ』のページが開いていて、基本的な図形が確認できます。
どんな立体物を作るか、まずはイメージしてから作り始めることになりますが、簡単なものだと、この基本シェイプを組み合わせることで作ることになります。
例えば、基本の立方体を作業台に配置してみます。
画面右にある基本シェイプから形を選び、作業台の中心あたりに配置します。
マウスを話すと基本の形が配置されました。縦横高さの大きさも確認できます。ここから、自由に変形していきましょう。
自由に変形してみる
基本の形の縦・横・高さを変えてみます。
画面左上にある【前】と書かれた立方体をマウスで触ると、作業台にある作品を四方八方から視点を変えてみることが出来ます。
慣れるまではなかなか操作が大変です・・・!でも触っていれば徐々に慣れてきました!
さらに、別の基本シェイプを重ねてみます。
画面右の基本シェイプ一覧の中から、かわいいハートを選んでみました。
最初に配置した作業台の上の箱の上へハートを配置します。
配置する際に、視点を真上からに変えて、中心に来るように調整しました。
こんな感じになりました。
まず、初回の授業では操作方法に慣れるまでの時間になると思いますが、時間はたっぷりあります。
自分たちが思い描くデザインが立体的になった時の感動を期待して、集中して取り組んでいきましょう。
ロボ君は果たして・・・?
試作品としてロボテックのキャラクターである『ロボ君』をデザインしてみました。
インクの代わりとなる『フィラメント』はプラスチックの紐のようなものです。残念ながら、元デザインの様にカラフルに出すことはできません・・・。
1度の印刷で出すフィラメントは1色のみです。今回はグレーのフィラメントを使っています。
これを、熱で溶かしながら固めながら形を作っていきます。
結構いい感じでデザイン出来ましたが、はたして上手くプリントできるのでしょうか??
FLASH PRINTで印刷開始
完成したデータはFLASH PRINTでプリンターにデータを送信して印刷しました。
ここまではいい感じで転送されています。
プリンターにもデータを送信すると、印刷時間なんと!3時間!!おお!かなり時間がかかりますねぇ・・・。
授業をしながら気長に待ってみました。
最初は土台を作り始めているようです。
厚みのある形を作った場合は、中はハチの巣の様になっているようです。
授業中もプリンターが一生懸命に印刷してくれていたので、生徒たちも定期的に進捗を報告してくれました。
「形が出来てきてるよ~!」「これなぁに~??」など。
そしてついに!完成したのがこちら!
ちょっぴり失敗!でも予想以上にちゃんと形になっていました!
エラーの原因としては、空中に浮いている部分はフィラメントがくっつきにいみたい!
確かに元データを見てみると、片目が宙に浮いていました。
今回は試作でしたのでここまでとしました。
時間があるときにもう一度データを修正して再チャレンジしてみようと思います。
生徒たちにはこの点を注意してもらい、エラーの少ない立体物が完成するように促していきます!
皆がどんなデザインを作っていくのか、とっても楽しみです!
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ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。
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