「幼児教育・保育の無償化」で浮いたお金をどう使う?
こんにちは!ママライターのゆかりんです。7/2(水)は、ちょうど一年のど真ん中の日「ハーフタイムデー」だそうです。
今年は、年号も「平成」から「令和」に変わり、特別な1年ですよね。
いよいよ今年も折り返しましたね、年の始めに立てた目標はすっかり忘れてしまったので(笑)ここでまた、やり残したことは無いかゆっくり考えてみようと思います。
そんな2019年、小さなお子様をお持ちの方は、気になっていることがあるのではないでしょうか?!
そうです、2019年10月から予定されている幼稚園・保育園などの無償化です!略して、幼保無償化と呼ばれているそうです。
私には、幼稚園に通う年長と年少のやんちゃな息子が2人います。
4月から次男が入園したので、学費は2倍に・・。私は子供たちを幼稚園に通わせるために働いているようなものです(泣)そんなお母さん多いのでは無いでしょうか。
でも、それも9月まで!と自分に言い聞かせて、母さん頑張っております。
先日、息子を通わせている幼稚園のママたちの間で「10月から教育費の負担が少なくなったら、そのお金を習い事に充てられるね」という話題が持ち上がりました。
学費の負担が少なくなるならば、その分子どもたちのために投資してあげたいと思うのが親心。今までなにもさせていなかった子どもに、習い事をさせるいいきっかけになりそうですね。
とはいえ、実際無償化になるとは言っても「どこまでの費用が無償化になるの!?」「無償化の対象にならない場合もあるの!?」と、まだまだわからないことだらけですよね。
詳しく調べてみようと、宇都宮市のホームページを確認したところ、無償化に向けた詳しい情報はまだ載っておらず、内閣府のホームページへのリンクが貼られていました。
まだ、自治体としてのとしての詳細は詳しく決まっていないのかもしれませんね!
ということで、ここからは内閣府のホームページに掲載された情報を元に、進めて行きます。
目次
幼児教育・保育の無償化について
そもそもなぜ幼児教育・保育の無償化が実施されるのか?
幼保無償化の実施には、いくつかの理由があるようです。簡単にまとめてみました。
- 幼保無償と同じ2019年10月に、消費税額の引き上げが予定されているので、増税に伴う税収の半分を、国民に還元する。
- 少子化の原因の一つである、教育費の負担を減らすことで、子どもたちを増やしていきたい。
- 子育て世代の教育費負担を減らすことで、どんな家庭環境にいる子供も平等に、質の高い教育を受けさせることができる。
消費税は上がりますが、子育て世代の教育費の負担が減るのは、とてもありがたいですよね!幼稚園や保育園が無償になるなら、これから子どもたちの数が増えていくかもしれませんね。
無償化の対象者は?
無償化の対象者は「幼稚園、保育園、認定こども園等を利用する3歳から5歳までの全ての子どもたち」です。
0歳から2歳までの子どもたちについては、全てが対象にはならないようで、住民税非課税世帯の子供たちのみが無償化の対象になるようです。
さらに保育園では今まで通り、子供が2人以上の世帯は、保育園等を利用する最年長の子供を第1子とカウントして、0歳から2歳までの第2子は半額、第3子以降は無償という制度は続くようです。
対象期間は?
無償化の対象期間としては、満3歳になった後の4月1日から、小学校入学前までの3年間です。幼稚園については、入園できる時期に合わせて、満3歳から無償化の対象になるようです。
対象となる費用は?
幼稚園の場合
幼稚園については、助成月額の上限が25,700円になります。
無償化とはいえ、すべての学費が無償になるわけではないようで、対象になる費用は基本的には、「保育料の部分のみ」です。
もともと月額上限額(25,700円)以上の保育料が設定されている幼稚園などは、はみ出した部分は自己負担になります。
その他の、入園料や通園送迎費(スクールバス代)、給食費(幼稚園は実費、保育園は収入によって異なります)設備費などは今まで通り自己負担になります。
追加して、保育の必要性があると認定を受けた場合には、幼稚園保育料の無償化に加えて、最大月11,300万円までの範囲で、預かり保育の利用料も助成対象になるそうです。
詳しい教育費が月にいくら位になるかは、それぞれの幼稚園によって異なってくるので、各自確認が必要ですね。
保育園の場合
保育園については、年齢によって違ってくるようです。
まずは、幼稚園に入れる年齢の【3~5歳児】の場合は、世帯収入に関係なく月額上限37,000円の助成が受けられます。
この年齢の子どもたちは、もともと保育料が低くなっているので、ほとんどの費用がカバーされるのではないでしょうか。
さらに、この金額(37,000円)の中には、延長保育料も含まれるそうです。
ただし、正確な保育料は世帯収入や自治体によって変わってくるので、確認が必要です。
次に、保育料の高めな【0~2歳児】については、住民税非課税世帯(世帯年収が約200~300万円)のみ無償化されます。
無償化の対象は認可保育園のみで、認可外保育園に通っている場合は助成上限額が設定されています。
対象となる施設は?
対象となる施設は、公立幼稚園や私立幼稚園、保育園はもちろん、その他認可外保育施設に加え、一時預かり事業、病児保育事業、ファミリー・サポート・センター事業なども対象になるそうです。
無償化の対象となる認可外保育施設は、国が定める基準を満たす必要があるので、すべての認可外保育施設が無償化の対象になるわけでは無いようですね。(詳しくは各自治体にご確認下さい)
浮いたお金で習い事をはじめてみては?
上記でまとめた通り、3~5歳児関してはほとんどの世帯が幼保無償化の恩恵を受けられるようですね。(消費税は上がりますが・・)
ならば、その浮いたお金を子どもたちのためにつかってみてはいかがでしょうか?
実際、私は幼保無償化が開始したら、浮いたお金で息子たちに習い事をさせようと考えています。
習い事を選ぶポイント
幼稚園児の習い事も、調べてみるとたくさんあるんですね。子どもの習い事の選び方のポイントをいくつかご紹介します。
- 子どもが好きなもので選ぶ
- 子どもが得意なもので選ぶ
- 子どもの将来の姿で選ぶ
基本的には、子ども主体で選ぶってことですね!
まあ、時間帯だったり、送迎だったり親が他に考えなければ行けないことは他にもありますが、子どもが楽しく通ってくれることが一番ですよね。
まだ幼いと、子どもの得意不得意を親が見分けるのは難しいですよね。
色々と習い事を調べる中で、最近SNSでおもしろいものを発見しました。
「子どもの能力遺伝子検査」というものです。
子どもの能力遺伝子検査?
検査の方法は簡単で、専用のキットで口の中を綿棒でこすり、細胞を採取して検査機関に送ると、子どもの隠れた能力や才能が発見できるそうです。
これが、身体能力、学習能力の傾向はもちろんの事、メンタルや感性能力までも調べることができるようです。
とっても興味が湧き、ぜひうちの子にもやらせてみよう!と思ったのですが、中々のお値段。すぐに諦めました(笑)
お金に余裕がある方は、やってみてはいかがでしょう?子どもの習い事を選ぶきっかけになるかもしれませんよ。
0歳から高齢者までできるそうなので、手遅れかとは思いますが、自分もやってみたいと密かに考えています(笑)
習い事をすることの効果
習い事をするメリットは、試合に勝ったり発表会で成功したりする結果だけではなく、頑張る姿勢や、もっと上手になりたいと思う向上心、失敗に凹まない力などの、目に見えない部分の精神力が身につくことです。
この気持ちの部分は、どれだけお金をはらっても買えるものではありませんよね。
幼い頃に身についたそういった力は、大人になっても持ち続けることのできる大きな財産になることでしょう。
まとめ
簡単に幼保無償化についてまとめてみました。私自身関わってくることなので、とても勉強になりました!
子どもの教育にかかるお金の負担が減るのならば、その分他に習い事などを始めてみて、子どもに未来につながるような豊かな体験をさせてあげてみてはいかがでしょうか?