栃木市レッスン風景【ゴミの分別】リサイクルでSDGsを実践!街をきれいにしよう!

本日のカリキュラムは、【ゴミの分別】を行うゴミ収集車をつくって『リサイクル』について考えてもらいました。
ロボテックでも2年ほど前からSDGsについて授業でも取り組んでいます。ゴミ問題はとても身近でイメージしやすい課題かもしれません。
今日は、家庭など身近なところで出るゴミをリサイクルに持っていくために、しっかりと分別して運ぶゴミ収集車を作るところからスタートです!

ゴミ収集車を組み立てよう!

LEGO wedo2.0を使用してゴミ収集車を組み立てていきます。
組み立てながら講師から質問を投げかけました。

「リサイクルって知ってる??」・・・すると、
「聞いたころある!知ってる・・・?のかな?」
「え~どういう意味~??」

手を動かしながら答えてくれます。
「リサイクルとは使い終わった物をもう一度【資源】に戻して、また新しい製品を作ることです。」

「では資源ゴミってどんなものがあるかわかるかな??」
「ペットボトルとか??」

「うんうん!よく知ってるね!他にも、新聞紙や段ボール・雑誌などもそうだね!」
とお話しすると・・・
「新聞紙が何になるの~」と興味を持ってくれます。みんながよく知るところだとトイレットペーパーになったりもするよね!

・・・な~んて、資源ごみについて楽しくお話ししながら手を動かし、組み立てを進めてくれました。
また、それらのゴミはどんなところから出るかな?と投げかけると、Aちゃん(自分)たちのお家にあるよ!いつも燃えるゴミとペットボトルは分けているよ!と教えてくれました!素晴らしい!
それでは、ゴミ収集車が完成したら、ホワイトボードのテーブルに大きく街を描いていこうね!

ゴミ収集車完成!

完成しました!
今回作ったのは車ですがよく見て!自動で動くように組み立てられているかな??生徒たちによく観察してもらいました。
wedo2.0を動かすには、プログラムが必要ですが、その前にそもそもモーターの働きがタイヤに伝わっているかな??

ロボテックに通う小さな生徒たちは、いつも通り作るロボットは自動で動くもの(走ったり回ったりする)と思ってしまいますが、もちろん今回の車もプログラムを作ったらどこかが動きます。
よく見てみてね。車を作っているのでタイヤが回りそうですがモーターの働きはタイヤには伝わっていません。

それでは動くのはどこかな??
モーターからプーリー、ベルトとつながって動きそうなのは【荷台】です。

ただ組み立てて、ただプログラムして動いた~・・・だけだと、ロボット側がどんな仕組みで、それぞれのパーツがどういった役割で働いているのか見過ごしがちですが、いちいち声に出して質問して生徒たちに意識してもらっています。

ここを理解してもらわないと、たまに自由に車を作ってみて!と課題を出したときにモーターが付いていなかったり、ついていてもギアやプーリーが付いていなかったり、ギアやプーリーからタイヤに働きが伝わっていなかったりしてしまうことがあります。
基本的なことですが、とっても重要なことなので意識して覚えていてほしい所ですね。

街を描いたらプログラムを作って動かしてみよう!

先ほど、よく観察をしたらプログラムでモーター動かすとゴミ収集車の荷台が動くことがわかりました。
荷台に積むのはもちろん『資源ゴミ』ですよね。

ゴミ収集車の行き先はそれぞれのゴミ集積場です。生徒たちがゴミを3種類作ってくれたので、講師が①燃えるゴミ②ビンカン③ペットボトル・・・のゴミ収集場を描きまして、そこにつながる道と、ゴミを出す場所を考えて描いてもらいました。
燃えるゴミはAちゃんちで~、ペットボトルは△△ちゃん(お友達)のおうちだよ~・・・と設定してくれました(笑)

さあ、プログラムを作っていきましょう!
見本のプログラムがあったのでまずはまねして組み立ててもらいました。

プログラムが完成したら試しに動かしてみましょう!どんな動きをしたかな??

ゴミを回収して適切な場所へ持っていこう!

荷台の動きを確認したら、街の各ご家庭からゴミを回収して、ゴミ収集所へもっていきます。
ストーリーに沿って動かしてもらいました。

お家のゴミを回収しよう!
ビン・燃えるゴミ・ペットボトル、どこに向かう??!!

M君はゴミを3種類作って回収しました。それぞれ【燃えるゴミ・ビン・ペットボトル】だそうです。
3種類のゴミは、別々のところへ捨てに行きます。ゴミ収集車を操作して適切な場所へ適切なゴミを捨てに行きましょう!

まずはビン!プログラムを実行して・・・
荷台からビンを落とします。

次に燃えるゴミです。移動してプログラムを実行しましょう!

よいしょ!燃えるゴミは・・・
荷台を動かして燃えるゴミを落としました!

最後に残ったゴミはペットボトル!これまで荷台を斜めにしてもペットボトルは落ちませんでした。
荷台に工夫をして落ちないようにしましたが、最後は大きなブロック(ペットボトル)も落とさなければなりません。荷台を少し改造して、最後のペットボトルリサイクル工場へ!

無事すべてのゴミを捨てに行けました!

しっかりと分別することが出来ました!!
残った時間でまた街をにぎやかにしたり、ゴミの種類を増やしたりして最後まで集中して取り組んでくれました!

せっかくなら荷台と車、両方動くようにしたいですよね!
今回はそこまでできませんでしたが、モーターの働きをどのようにしたら2か所へ伝えることが出来るのか、を考えてみるのも楽しいですよね!

本日もよく頑張りました☆彡

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ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。

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