栃木市レッスン風景【フリースローチャレンジ!】レゴwedo2.0でピンポン玉を飛ばすロボットを作ろう!ゴール出来るかな?

本日はLEGO Educationシリーズの、WEDO2.0を使って過去に『WRO』の課題にもなった『フリースローチャレンジ』を行いました。
例えばバスケットボールのフリースローって知ってる??と聞いてみると「知らな~い」との声がチラホラ・・・。

バスケットボールにおけるフリースローとは、一方のチームがファウルなどをを犯した場合に科されるペナルティの一つで、相手チームに与えられる得点機会のことです。
プレーヤーは、フリースローサークル内のフリースローライン手前から、どのプレーヤにも防御される事無し(フリー)に、ボールをバスケットに向け放つ事(スロー)が出来る。・・・という事です。

なるほど!
今回は、LEGO Wedo2.0のブロックを使って、ピンポン玉を1m先のゴールへと飛ばすロボットを作っていきます!

どんな形で球を飛ばしたらいいかな?

今回の課題には組立図がありません。
そうです、すべて自分で考えて作っていかなければなりません!!

とはいえ、フリースローも知らない生徒たちにはちょっとイメージがわきにくいかな?ということで、動画で以前栃木市ベースの生徒たちが作った作品を見てもらいました。
その時の生徒たちは、90分の授業枠でチャレンジしましたので、1mの距離を飛ばすことはできませんでしたが、ゴールの位置を近づけてチャレンジし、見事全員がゴールすることが出来ました!

その時の生徒たちは、『上からピッチャーの様に投げるスタイル』『下から叩くスタイル』『ゴムを使って投てきスタイル』と、オリジナリティあふれる作品を作ってくれました。

今回はR.Y君は振り替えの為2枠連続授業となり、180分の制限時間。途中からR.K君が入って90分の通常時間でチャレンジしてもらいます。

まずは組み立ててみよう

考えてばかりではゴールにたどり着きません!
まずは何でもいいから組み立ててみよう!

組み立ててみては動かしてみて、ピンポン玉がどんなふうに飛ぶのか?を確認したらそこからまた改造して・・・。の繰り返しです。
限られた時間内でのチャレンジですので、サクサクと手を進めていきましょう!

初号機!発進!!
どうしよう・・・頭を悩ませます

うんうん!最初はこんな感じだよね!
球を設置するところをを工夫して微調整していましたが、モーターの方も工夫が必要みたい・・・。
う~ん、どうしよう???真剣に考えてくれます。

モーターにギアを付けてみる??

何度か調整を繰り返し、球をスムーズに叩いて飛ばすことは出来ましたが、なかなか距離が伸びません・・・。
何が問題なのかな??

叩く方の回転速度を上げてみるか?
・・・という事で、ギアを取り付けてみることにしました!
結構作りこんでいるので、ここからギアを取り付けるのは結構面倒見たいです・・・。
しかし、R.Y君はあきらめずに根気よくチャレンジしてくれました。

そして、試しにゴールカップを置いてチャレンジ!

50cmの距離でチャレンジ!

50cmの距離にカップを置いてチャレンジしてみました!見事ゴール!!!
ここまでの道のりも長かった・・・。

しかし、最初のルールとしては1mの距離にゴールカップを置きます。
また、ここから改造を繰り返していきます。

高さも重要じゃない??

R.K君も自分なりに考えて叩くスタイルにしましたが、どうしても高く飛ばすことが出来ません・・・。
ということは、全体をもっと高くすればいいんじゃない??
・・・という事で、R.Y君と協力してブロックで高さを出していました。

高さを・・・ってオイ!高すぎ!(笑)

ちょっとちょっと!!
高すぎじゃない??

しかし二人は「とりあえず!とりあえずやらせて!!」ということで、1人が支えつつ、動かしてみることにしました。
結果は、まぁ、さっきよよりは飛んだけど、落ちた、が正しいよね(笑)
しかし、2人は満足したようです。

気を取り直して、現実的な高さにしていきます。

見守るギャラリーたち
おしい!でも微調整すると・・・?!

約60cmの距離のカップへゴールすることが出来ました!!やったね!!

一方R.Y君は・・・?

すでに50cmの距離をクリアしているR.Y君。
一つ一つのポイントにこだわりを持って改造してくれています。

約75cmの距離に再チャレンジ!!

約75cmの距離にチャレンジ中です。
ロボットも安定しています。
すぐにバラけてしまうこともありません!しっかりと補強しながら、改造してくれています。

そして見事!75cmの距離もクリア!!ガッツポーズ出ました!!(笑)スゴイ!!球が安定してる!!

そして、目標の1mの距離はというと・・・?

1mの距離もクリアしました!!
残念ながら、カップへゴールするところまでの動画が取れていませんでしたが、ご覧の通り、1mの距離を飛ばすことが出来ました!すばらしい!

工夫したところを聞いてみると?

最初に大まかな形を完成させてから、見た目は大きく変えることなく、距離を延ばすことが出来ていた2人に、どこをどの様に工夫したのか聞いてみました。

★R.K君の工夫したところ

①球を置く位置、モーターの位置を全体的に高くしたところ。
②球を支える台の角度を調整したところ

だそうです。うんうん!素晴らしいです!

★R.Y君の工夫したところ

①モーターにギアを取り付けて回転速度を上げた
②球を支える支柱の角度が自由に変えられるようにした
③球の発射台の長さを長くした

色々なところに細やかな工夫が感じられます。
特に、講師が驚いたのは、後半はほとんど形を大きく変えることなく、50cmの距離から1mまで距離を延ばすことが出来ていました。
その要因は、③の発射台の長さを長くしたところ・・・が大きく影響していました!

へぇ!!ちょっとした改造でこんなに変わるんだ!!というくらい変わりました!!
素晴らしいですよね!生徒たちが根気よく課題に向き合ってくれて、結果を残すことが出来ました。

まるまるずっと、集中力を切らすことなく取り組んでくれました。
本当によく頑張りました☆彡

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ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。

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