栃木市レッスン風景【ラインウェーブカー】線を描く車を走らせて、テーブルいっぱいの模様を描こう!
本日はLEGO WEDO2.0を使った授業です。
栃木市ベースで使用している大きなテーブルがありますが、実はそのテーブルはホワイトボードになっていて、直接ホワイトボードマーカーで文字やイラストを描くことが出来ます。
比較的大きな動きをするロボットは組み立てが完成すると、小上がりスペースに移動して走らせたりすることが多いのですが、今回はこのテーブルを大胆に使用して、沢山の『線』を描いてもらうことにしました。
それでは早速、組み立てから始めましょう!
ベベルギアとダブルベベルギア
このラインウェーブカーには、【ベベルギア】と【ダブルベベルギア】が使われています。
組み立ての段階で、Eちゃんは声に出してギアの名前をしっかりと読み上げていました!素晴らしいです!
「これ、ダブルベベルギアだよね!」
長い名前のギアですが、しっかりと頭に入っていた様子です。
この10月にロボット検定が希望者のみ実施されますが、日頃からパーツの名前を意識していると、検定の時にもとっても役に立ちますね!
ところで、この2つのギアをどのように使用しているかというと、上の写真の様に直角にかみ合わせて使用します。
つまり、どのような役割があるかというと、横の回転を縦の回転に変換することが出来るんですね!
しかし、このギアのかみ合わせが意外とずれやすくて、実際に車を動かしたときに上手く動かないこともあります。
もしも動かなかったりする場合は、生徒たちにギアのかみ合わせをチェックしてもらいますが、今回はどうでしょうか?
完成!動かしてみよう!
完成したら動かしてみましょう!
プログラムはシンプルに【 スタートしたら⇒前方向に⇒4秒進んだら⇒止まる 】とします。
それでは、忘れずに接続をしたらスタートをして動きを確認してみましょう!
線が・・・?
動かしてみると、『ギギギッ・・・ギギッ・・・』と不穏な音が聞こえてきます。
描かれた線を見てみると・・・?
おや?ちょっとすっきりしない線が描かれています。
先生は何より『ギギッ』という音が気になりました。
そこで、Eちゃんには「ギアのかみ合わせを確認してみて?」とお願いしました。
例のベベルギアとダブルベベルギアが上手くかみ合っていない様子です。
「え~!わかんなぁ~い!!」
と、ちょっぴりあきらめモードのEちゃん。大丈夫だよ!よく見てごらん。
まずはよく観察することが大事ですよ。
見ただけではわかりにくいですよね。
実際に動いている様子を見てみるといいかもしれないね!
・・・ということで、車を裏返しに持ち上げた状態でプログラムをスタートしてみます。
すると、ギア動きが確認できました!
「どう?ギアはかみ合ってる?」
やはり上手くかみ合っていなかった様子です。
授業の中で他の生徒にも何度もお話ししていますが、ブロックとブロックの接続部分もとっても大事。動きに大きくかかわってきます。
少しでも隙間が空いていると、ロボットが壊れやすくなったり、モーターに余計な負荷がかかってしまったり・・・。そしてそれが原因で上手くギアが回らなかったり・・・。
大きく間違っているわけではないので、低学年の生徒さんにはよく見てね!と言ってもなかなか気づくのが難しいみたい。
それでもヒントを与えながらしっかりと自分の手で調整をしてもらいます。
大成功~!!スムーズな動きになったよ!
さあ、調整が終わったらもう一度動かしてみましょう!
すると・・・?
とってもいい感じ!
しかし、最初の【4秒】だとすぐに車が止まってしまいます。
「さぁ、プログラムのどこをどのように変えたらいいかな?」
「時間!!砂時計のところだ!!」・・・とちゃんと気付いてくれました。
時間をどうしようか?
テーブルが大きいから、時間も長くしていいよ!とお話ししました。
ということで、プログラムの時間を長くして、もう一度走らせてみます。
さあ、ここからは自由時間ですよ。
たくさんの線を描いて、テーブルを華やかにしてみよう!
ペンを持ち換えていろいろな色を描いてみよう!
ホワイトボードマーカーもいくつかの色があります。
それぞれが何度も色ペンを持ち換えて、テーブルにたくさんの線を描いてくれました。
ということで、授業時間いっぱいまで、何度も車を走らせて、華やかなテーブルにすることが出来ました。
途中、『ギギッ・・・』という音が聞こえてくることもありましたが、その都度車をひっくり返してギアのかみ合わせなどをチェックして修正することが出来ていました!
本日の授業はここまでです。
お片付けまでしっかりと行ってくれました。よく頑張りました☆彡
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