LEGOEducation SPIKE 教材 ハブ・モーター・センサー
今年度、小学校でプログラミング教育がスタートしました。2021年には中学校で、2022年には高校でスタートします。Lego Educationシリーズでは今年SPIKEプライムという新たな教材が販売されました。小学校高学年から高校生くらいまでを対象にプログラミング学習の教材として準備されたようです。ハブやモーター・センサーについて調べてみました。
ハブ
まずはSPIKEで使用するハブについて取り上げたいと思います。
まずは電池です。充電式のバッテリーが標準で用意されました。マイクロUSBケーブルで充電できます。ボタンのところが光ります。プログラムブロックを見てもたくさんの色に光らせることができることがわかります。
ハブから音を鳴らすこともできます。鍵盤が出るのでわかりやすいですね。
LEDディスプレイで文字やイラストを表示することもできます。LEDライト 5×5で表示。プログラムで文字を入力するか
LEDライトの点灯位置を自分で決めることもできます。ライトの明るさも調整可能です。
SPIKEは天気の情報をインターネットから取得できるので、LEDライトを使ってこんなプログラムを作ってみました。
地域を設定して天気が”晴れ”、”曇り”、”雨”で顔の表情が変わるようにプログラムしてみました。天気予報の取得はほかにも使えそうですね。気温や気圧、降水量の設定もできます。気温○○度以上だったら…気圧が低くくなったら…降水量が○○㎜以上だったら…いろいろなことができそうですね。これから試していきたいと思います。
ほかにもハブそのものがセンサーの役割を果たしますが、この後のセンサーで紹介します。ポートが6か所あるので、モーターやセンサーを同時にたくさん使えるので、できることが広がりますね。
モーターの種類
LEGOブロックを組み立てて動かすためにはモーターがないと始まりません。SPIKEでは2種類のモーターが準備されています。
一つ目はMモーター…車型のロボットなどに使用するスピード重視のモーターとして準備されています。2つあります。
もう一種類はLモーター…スピードよりもパワー重視。大きなものや重たいものを運ぶ役割のモーターです。
SPIKEのモーターは回転の向き、パワー、動く時間や回転する回数、角度を指定することができます。
各種センサー
・ハブについているセンサー…SPIKEのアプリでは加速度センサーとジャイロセンサーそれぞれ3軸と説明があります。とりあえず、いろいろな傾きに反応すると覚えておけばよいと思います。ハブを裏返すことにも反応します。
・カラーセンサー…白、青、黒、緑、黄色、赤、濃い空色、明るい紫を検出できるようです。センサーとして使用しないときはライトとしても利用できます。
・距離センサー…その名の通り距離を検知します。2メートルの距離まで反応するそうです。センサーの周りが光るようになっています。光り方もプログラムできるので、ロボットの表情も作ることができそうです。
・フォースセンサー…力の加減を検知することができるボタン型のセンサーです。ボタンを押す力の強弱を検知することができます。一番強い力で10N(ニュートン)の力まで計測できます。
まとめ
モーターやセンサーの特性を理解すると、想像したことを形にするために色々なことを思いつき、試すことができます。子供たちの想像力によってどんな作品が生まれるのか楽しみです。
ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。
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