【LEGO_WEDO2.0ブロック(パーツ)の名称①】基本を学ぼう!
以前のブログで、LEGO Educationシリーズの、WEDO2.0を使った【プログラム】について、学んでみました。
授業をすすめる上で基本的な知識でしたが、今回は、もっともっと基本的な、LEGO_WEDO2.0のブロックの名称についてまとめてみました。
目次
ブロックのお部屋
WEDO2.0は、専用のケースに収納させていますが、いくつかのお部屋に分かれています。
これは下記のような【種類別・役割別】で分かれています。
• モデルがばらばらにならないようにする構造パーツ。
• パーツ同士をつなげる接続パーツ。
• 動きを作るパーツ。
すべてのパーツの名称を覚える必要はないと思いますが、重要な役割のパーツをまず覚えていきましょう!
電子パーツ
)スマートハブ
スマートハブは、デバイスとそのほかの電子パーツとの間を省電力Bluetooth LEで接続する役割
を果たします。デバイスからプログラムストリングを受信し、実行します。
)パワーモーター
モーターは、他のパーツを動かします。パワーモーターMは、電気で、軸を回転させることができます。
モーターは、回転方向、停止の有無、回転速度、運転時間(秒単位)を任意に変更することができます。
)モーションセンサー
このセンサーは、検出範囲内にある物体との距離の3種類の変化を、検出します。
• 物体が近づいている
• 物体が遠ざかっている
• 物体の位置が変化している
)チルトセンサー
このセンサーを反応させるには、センサーを矢印の方向に傾けてください。次の6種類の傾斜を検
出することができます。
• 右方向のかたむき
• 左方向のかたむき
• 上方向のかたむき
• 下方向のかたむき
• かたむきなし
• その他のかたむき
動作パーツ
)ギア
ギアとは、歯がついた円形パーツです。回転して別のパーツを動かします。自転車のチェーンと連結しているのもギアです。複数のギアが直接隣り合って並べられているものを「ギア列」といいます。
※ギア列の種類
回転数増加ギア列:大きなギアが、小さなギアを動かして、回転数を増加させる仕組み。
回転数減少ギア列:小さなギアが、大きなギアを動かして、回転数を減少させる仕組み。
)ダブルベベルギア/(ベベルギア)
ベベルギアとは、傘のように角度がついたギアを指します。他のギアと斜めに連結し、動作の方向を変えるのに使用します。
※ベベルギアと組み合わせて使用します。
)ウォームギア/(ギアブロック)
ギアブロックとウォームギアを組み合わせて使用します。
ウォームギアとは、円形ギアとかみ合って機能する、らせん状の溝が付いたねじのようなパーツです。ウォームギアが、円形ギアを回転させることができ、円形ギアが、ウォームを回転させることができない点を利用して、ブレーキとして機能します。
)ベベルギア
ベベルギアとは、傘のように角度がついたギアを指します。他のギアと斜めに連結し、動作の方向を変えるのに使用します。
※ダブルベベルギアと組み合わせて使用します。
)ギアラック
ラックとは円形ギアと組み合わせて使用される歯がついた細長いギアです。この場合、円形ギアは
ピニオンとも呼ばれます。この組み合わせにより、回転動作を直線動作に転換します。
)ベルト(プーリー)
ベルトは小さな輪ゴムに似ており、モデルの回転部分と別の部分をつなげて回転運動を伝えます。
※プーリーと組み合わせて使用します。プーリーとはベルトを乗せる溝がついた車輪型パーツを指します。
)スノーボード
見た目通りの名称で覚えやすいですね。ロボットが動くときに摩擦を少なくするために使用したりします。
)タイヤ
ゴムで出来ていて、ハブ/プーリーと組み合わせて使用します。
)ハブ/プーリー
プーリーとはベルトを乗せる溝がついた車輪型パーツを指します。ベルトは小さな輪ゴムに似てお
り、モデルの回転部分と別の部分をつなげて回転運動を伝えます。
回転数増加プーリー列:大きなプーリーが、小さなプーリーを動かして回転数を増加させる仕組み。
回転数減少プーリー列:小さなプーリーが、大きなプーリーを動かして回転数を減少させる仕組み。
)ラウンドブロック
装飾パーツとしても使用します。
)十字穴付きラバーモジュール
十字の車軸と組み合わせて使用します。ラバー仕様なので、動作時のクッション的役割も担います。
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※上記のカテゴリーは、大まかなガイドラインにすぎません。一部のパーツは、機能や使い方がいくつもあります。
実際には授業で使用しながら自然に名称や役割を覚えていけるといいですよね!
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