栃木市レッスン風景Scratch【ラジコンカー②】ステアリング機構を使った4輪車をJoy To Keyで操作してみよう!
本日のカリキュラムは、前回【ラジコンカー】を作った生徒たちの続きです。
前回はLEGO wedo2.0で2輪の車を作り、Scratch(スクラッチ)でプログラミングして動かしてみました。
モーターを2つ取り付けることで前後だけではなく、左右に動かすことが出来ましたが、今回は【ステアリング機構】を使った4輪の車を組み立てるところからスタートです。
ステアリング機構を使った車を組み立てよう
)ステアリング機構とは?
一般的に、自動車の前輪の角度を変える機構のことを言います。
今回作る車では、wedo2.0のパーツ【ギアラック】と【ギア】を使用して左右の動きを作ります。
前回作った車は2輪でした。
改めて最初から新しい車を組み立ててもらいました。
より、見た目も車に近い4輪にして、さらに前輪が左右に角度を変える車を組み立ててもらいました。
設計図をみて組み立てましたが、設計図の中でブロックとブロックの隙間が空いてしまうところがありました。
ちょっぴり気になるこの部分・・・。
動かしてみてどう影響するのか?生徒たち自身に実感してもらい、気付きや感じるところがある場合は修正してもらうことにしました。
Joy To Keyを起動しよう
さあ、今回はコントローラーを使って操作します。
ロボテックで言うコントローラーは、良くチルトセンサーを使って自分たちで組み立ててもらうことが多いですが、今回は違いますよ!
どのご家庭でもよく見るいわゆるコントローラー『プロポ』を使用します。
ご家庭のゲーム機で使用するこの『プロポ(コントローラー)』は、最初からボタンそれぞれに設定があり、例えば十字キーの右を押すと対象が右に曲がる・・・と自動でなりますよね?
ここでは、コントローラーにプログラムを付けて、それぞれの役割を設定するところから行っていきます。
そのために今回使用するアプリは『Joy To Key』というアプリです。
Joy To Keyの設定をしよう
起動すると、コントローラーのキー一覧が表示されていますので、それぞれのキーに役割を当てはめるだけです。
ちなみに、Scratchを使って、前回プログラムはできていますので、Scratchで指定したトリガーのキーを当てはめていくようになります。
Scratchでどのようなプログラムを作ったかというと、キーボードの・・・
【W】⇒前進
【S】⇒後退
【D】⇒右
【A】⇒左
としていますので、コントローラー・・・
【POV↑】⇒W
【POV→】⇒D
【POV↓】⇒S
【POV←】⇒A
・・・と当てはめていきます。
車を走らせてみよう!
実際に走らせてみます!
最初はなかなか思うように動きませんでした。
プログラムは変えていないので、問題は組立ての【ステアリング】のところにあるようです。
ここにきて、組み立ての時の不思議なポイントであったあの『すきま』が問題のようです・・・。
生徒たちは動かすたびに浮いてしまうブロックを修正しながら、【ギア】と【ギアラック】が上手くかみ合うように調整してくれます。
また、動かしては修正して、動かしては修正して・・・。
お家でやるゲーム機とは違って、スムーズに車を動かすのに苦労しましたが、仕組みをわかってもらうにはとっても良い教材だと思います。
普段何気なく使っているものの仕組みを知る!ってなかなか出来ないですもんね。
また、自動で出来ることのありがたみも感じてもらえたように思います。
何度も繰り返しチャレンジ!
今回はギアとギアラックのかみ合わせがうまくはまらずに、何度も根気よく修正してくれました。
思い描くラジコンカーの様にスムーズに動かすことはできませんでしたが、あきらめることなく、文句も言わずに車に向き合ってくれました!
また、講師に頼るのではなく、自分たちでこうしてみよう!あれをためしてみよう!!と一生懸命に考えてくれたその姿勢がとっても素晴らしかったと思います!
正解にたどり着かなかったとしても、その過程がとっても大事だよ!と、常日頃ロボテックでは大切にしている思いを、生徒たちが体現してくれました!
嬉しい!!
もちろん、フラストレーションはたまることでしょう・・・。
でも2人は最後まであきらめずに楽しんで取り組んでくれました!よく頑張りました!!
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ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。
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