栃木市レッスン風景【引っ張る力】重たいものをたくさん運ぶロボットを作ってみよう!

本日は入会まもない生徒さんの授業です。LEGO wedo2.0を使ったカリキュラムを行いました。
前回、『速く走る車』を作り、早くするためのポイントを学んでもらいましたが、今回は『重たいものを運ぶ』ロボットを作っていきます。速さを出す仕組みと、重たいものを運ぶ強い力を出す仕組みは違うのか?同じなのか??
wedo2.0の基本的な知識を学ぶためのカリキュラムでもある今回の授業では、プログラムは変えずに、ロボット側を改造することで課題にチャレンジしてもらいます。
さあ、それでは早速基本のロボットを作っていきましょう!

重たいものを運ぶにはどんな道具が必要?

組み立てを始める前に、カリキュラムに沿って少し考える時間を設けました。
皆がたくさんの荷物を運ぶときに、どんな道具を使ったら上手に運べるかな?カリキュラムのイラストをヒントに考えてみてもいいよね?

車、電車、飛行機・・・。
人が使用して使う道具では、荷車、一輪車、カート、などがありますよね。

今回作るのは、『荷物を引っ張る側』のロボットと、荷物を乗せる側の『荷台』と両方作っていきます。
少ない荷物なら直接ロボットに乗せることも出来ると思いますが、今回は沢山の荷物を乗せたいので荷台を作ることにしました。
それでは組立図を見ながら基本のロボットと荷台を組み立てていきましょう!

組立図を見て基本のロボットを組み立てよう

重たいものを運ぶ役目のロボットはかわいらしいロボ君です。
頑張って沢山の荷物を運んでもらいましょう!
荷物を乗せる荷台も、ブロックとブロック同士が外れにくくなるように接続されています。隙間が空かないようにしっかりと合わせていきましょう。

電池10本を運んでみよう!

最初の課題です。
電池を10本運んでみましょう!電池の積み方にも工夫が必要だね?
プログラムは見本を元に組み立ててもらいました。
「これなぁに?」と聞かれたのは、赤いプログラムブロックの『画面表示ブロック』です。今回は、ロボットがスタートする前に、「3,2,1」とカウントダウンをしてくれます。

さあ、プログラムが完成したら動かしてみましょう!

「あれれ?動かないよ~?」
ロボットが思うように前に進みませんでした。そこで生徒たちに質問をしてみます。

「どこがどうなってるかな?」すると、
「水色の足がツルツル滑ってる!」

うん!とてもいい着眼点ですね!それでは、つるつる滑らないようにするにはどうしたらいいか考えてみましょう!
カリキュラムにヒントも載っています。生徒たちはすぐに「あ!」とひらめきがあったようです。

改造してみよう!

思うように動かなかったので、ロボットに工夫をしてもらいました。
ツルツルと滑ってしまうプラスチック製の足を、ゴム製のタイヤに変えてみました。すると・・・?

スムーズに走ることが出来たようです。
それでは次の課題にチャレンジしてみましょう!

電池50本を運んでみよう!

次の課題は電池50本です。一気に荷物が増えました・・・。
試しに今のロボットで動かしてみると・・・?どうやらまた運べなくなってしまいました。

さらなる工夫が必要なようです。
今度は『荷台側』を工夫してみましょう!
『引っ張る側のロボット』には、滑りにくくするための工夫が必要でしたが、『引っ張られる側の荷台』にはどんな工夫が必要?
ちょっぴり難しいお話ですが、【まさつ力】がポイントとなります。
生徒たちは荷台を地面から話してみることにしたようです。タイヤやプーリーを使用しました。

ゆっくりですが、前に進むことが出来ました!
荷物(電池)も増えましたので、荷台に乗せる乗せ方にも工夫をしてくれました。

さあ、2つの課題をクリアしたら、残った時間は記録に挑戦です!

記録に挑戦してみよう!

最後は残った時間で記録に挑戦してみましょう!
とにかくたくさんの電池が運べるように挑戦してもらいました。

沢山の電池を乗せるために、さらなる荷台の工夫もしてくれました。

結果はどうかな?

すごいすごい!
50本乗せたときよりも、スムーズにロボットが走っています!
チェーンの位置やちょっとした角度、荷台にバランスよく電池を乗せるための工夫など、生徒たちが自分たちで考えながら進めてくれました。

今日は最後にカリキュラムのまとめにも時間を長めに取り、自分たちがどこをどの様に工夫したことで課題をクリアできたのか、を文章にまとめてもらいました。
プログラムも今回は見本を元に作りましたので、プログラムブロックの意味も復習してもらったところで本日の授業はおしまいです!

ただ言われたことをやるだけではなく、自分たちの目で見て、原因を考えてそこから工夫して課題に取り組み、結果を得ることが出来たことは素晴らしかったと思います!

本日もよく頑張りました☆彡

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ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。

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robotecスタッフ

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