栃木市レッスン風景【オリジナルの車】速く走る車を自分で考えて作って皆で競争しよう!

本日のカリキュラムは生徒リクエストで『速く走る車』を、オリジナルで作ってみたい!そしてみんなで競争したい!!
・・・という事で、リクエストにお答えし、みんなでオリジナルの車を作りました。
少し前に、基本のレースカーを作ったのがとても楽しかったそうです。
今度は自分で考えて作る!と意気込んでくれていたので、チャレンジしてもらいました。さて、どんな車が出来上がったのかな?

ベースの車を組み立てよう

リクエストをしてくれたT君は、もちろん設計図なんて見ません!自分でどんどん車を形どって組み立てていきます。
パーツをいくつも合わせながら「大きさはどうしようかな?」「タイヤはどこに付けようかな?」途中講師から・・・
「車のタイヤの数はいくつ?」「タイヤを取り付けるパーツはどれをつかう?」
・・・など、質問をし、それにこたえながら車のイメージを固めていってくれました。

本当にとっても楽しそう♪
自由に作れるのって楽しいよね!でも、最後は勝負だよ!
以前学んだ早く走る車【レースカー】を思い出してもらいながらドンドン組み立てていきましょう!

もう一人の生徒さんは小さな生徒さんですのでどうする?と聞くと、「ちょっとむずかしいかも?」
とのこと。
それでは無理せず、まずは基本のレースカーを組み立ててみて、そこから改造をしていきましょう!
せっかくなので『デザイン』にもこだわって!と講師から追加の課題を出しました!
「え~!!」なんて言いながらも楽しそうに取り組んでくれていましたよ☆

完成!講師チェック!

さあ、オリジナルの車が完成しました!
ここで講師は実は気が付いていました。大事なパーツが抜けてしまっていることを・・・。

1つは【モーター】です。
こちらは組み立ての段階で車は『タイヤ』だけで動くかな?と質問していました。
プログラムで動かすには、何か大事なパーツが抜けているよ?・・・しかし思い出せないみたい。
日頃お家でLEGOを触るときは動力なんてないもんね。

教室でwedo2.0を使ってロボットを作るときは必ず『ハブ』と『モーター』を付けているでしょ?
と伝えると「そうだそうだ!」と取り付けてくれました。
講師はホッと胸をなでおろした次の瞬間、「出来た~!!!」と元気良い声が聞こえました。
おっと!見てみると、モーターを乗せただけの車が完成していました。

とってもとっても大切なものをもう一つ忘れてしまっています・・・。
これも学びだ!と思い、そこはスルーして次にプログラムを作って動かしてもらいました。

モーターの働きがタイヤに伝わっていない?!

プログラムが完成したら実行して動かしてもらいました。
すると・・・?

「あれ?動かないよ?」
と首をかしげています。

ここでしっかりと車を観察してもらい、気付いてもらえるように促しました。
「何か音がするよね?全く動いていないのかな?どこから音がする?どこか回転しているところはないかな?」
モーターの中心は確かに動いています。
しかし車は動きません。

「あれれ?赤いところが動いているなぁ?」
うんうん、そうだね。
さあ、このモーターの回転をタイヤに伝えるためには他にもパーツを取り付けないダメだよね。
ヒントは1つは【車軸】です。モーターの回転を別のパーツに伝えるためのパーツです。

さあ、もう一つは??
ここでひらめきがありました!
「そうだ!これを使ったかも!」・・・といって取り出したのはプーリーでした。

最終的に早く走る車にするなら【ギア】を取り付けてほしかったのですが、レースカーのカリキュラムでプーリーがとっても印象に残っていたみたい!

よし!それじゃあ、まずはプーリーからスタートしてみよう!
取り付けはモーター側のプーリーとタイヤ側のプーリーの位置の微調整など、なかなか難しかったようですが、レースカーの時はただ組立図の通りに取り付けてなんのトラブルもなかったので、今回改めて自分の発想で一つずつ必要なパーツを取り付けることが出来たので理解が深まったようでした!!
日頃インプットばかりではなく、こういったアウトプットする機会があるといいな、と改めて思いました。

今度こそ!再スタート!

さあ、今度こそ必要なパーツがすべてついて再スタートです!
よし!ちゃんと動きました!
しかしT君は「おっっそ!!!」と正直な感想をこぼしていました。
講師的にはとても良いリアクションで嬉しい!

それじゃぁ次に、もっと早く走らせるにはどうしたらいい??
思いつかなかったら前にやった【レースカー】のカリキュラムを見直してみようね!

と言うとカリキュラムを開いて思い出してくれました!
タイヤを大きくしたり、モーター側のプーリーとタイヤ側のプーリーの大きさを変えてみたりしたよね!

さあ、どちら側のプーリーを大きくしてどちら側のプーリーを小さくするといいんだっけ?カリキュラムを見ていいから参考にパーツを付け替えてみようか!

しっかりとカリキュラムを読み込んで、最終的に【モーター側のプーリーを大きく】【タイヤ側のプーリーを小さく】することで前よりも早く走る車にすることが出来ました!

今回はここでタイムアップでした!
本当はギアまで行きたかったのですが、今回はすべてにおいて自分で気づくことが出来たのでとってもとっても素晴らしかったと思います!
言われたことを言われたとおりにやるのではなかなか覚えていられないし頭に入りにくいよね!
今日はとってもいい経験が出来たのでは?と思います。

そして終始楽しそうに取り組んでくれた嬉しかったです☆彡
本日もよく頑張りました!!

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