栃木市レッスン風景Minecraft【障害物コース②】オリジナルの障害物コースを作って皆でゲームしてみよう!
本日は、前回【障害物コース】をマイクラの世界で作った続きのカリキュラムです。
前回は、Make Code(コードビルダー)を使用して座標を学使用して障害物となるアイテムを設置することを学びましたが、今回は、オリジナルの障害物コースを作ることを目的に授業を進めていきます。
また、コースを作っただけではなく、皆でゲームを楽しむためのルールやみんなの配置などをプログラミングしていきました。
基本のコースを一気に作る
前回作った障害物のコースは、座標を使って1辺ずつ壁や障害物を設置していきました。
前回のやり方だと、【チャットコマンド】を一つ一つ入力していかなければならないので、ちょっぴり手間がありました。
そこで、今回は【関数ブロック】を使って、コードをシンプルにして合算していくことにしました。
また、メイクコードのページにずらずらとプログラムブロックが並ぶと、画面がいっぱいになってしまい見にくく、間違ったところがあっても見つけることが難しく感じてしまいます。
ですので、なるべくシンプルに組み立てていきましょう!
そのために使用するのが【関数ブロック】です。
メイクコードページの左側にある、『高度なブロック』を押すと『関数』が出てきます。
『関数を作成する』をクリックし、それぞれわかりやすいように名前を付けます。
前回、『ゲート』には『gate』という名前を付けたチャットコマンドブロックを使用しましたが、今回はこの『関数ブロック』を使用していきます。
そして作成した関数を『呼び出す』し、まとめることで、チャットコマンド(トリガー)を一回でドーン!!とプログラムを実行することが出来ました。
ゲームを作っていこう!
コースはまた後でアレンジすることにして、もう一つ、皆で楽しめるように『ゲーム』のプログラムを作っていきます。
今、生徒それぞれが別々のワールドで障害物コースを作っています。
完成したら、みんなを同じワールドにご招待して、ゲームをスタートします。
同じワールド内に来ても、みんなバラバラに動いてしますので、ゲームをスタートする際は皆をスタート位置に集合させましょう!
さらに、クリエイティブモードのままだと空を飛べてしまうので、ゲームとしてつまらないですよね。
ゲームがスタートしたら『アドベンチャーモード』に変更しましょう。
また、スタート位置にはゲートも設置してありますので、それを消さないと先には進めません。
整理すると・・・
①全員をアドベンチャーモードへ変更する
②全員を自分がいるスタート位置へ呼び寄せる
③5秒待ったら、ゲートが消えて先へ進める
とします。
プログラムで組み立てると・・
ゲートを消すために、『空気ブロックに置き換える』といった形にしました。
さあ、これで基本のゲームは完成です!
試しにそれぞれがコマンドを実行して動かしてみました!
これだけでも大盛り上がりです!!
オリジナルのゲームにカスタムしよう!
さあ、やっと本番です。
ここからは、オリジナルのコースを作っていきます。
たとえば、スタートした時の合図として『スタート』の文字を画面に表示させてみたり、一定の時間が経過したらモンスターを召喚してみたり・・・。
一旦アドベンチャーモードになると、移動が大変になるので、別にクリエイティブモードに変更するチャットコマンドも作っておくと便利です!
また、モンスターを出現させるときに、ゲームの難易度がピースになっているとモンスターが現れないので、こちらも『ノーマル』に変更するようにしました。
生徒たちの作品
生徒たちも各々とっても楽しいコースが出来上がりました!!
)H君の作品
H君はコースの壁から滝のように水が流れてきて、沢山の魚を放流しています。
ちゃんと座標を使って設定しています!
)A君の作品
A君は先生と同じくモンスターを出現させるようです。
そこで、
「ねえ!武器は持たせちゃダメなの??」
とのこと。
モンスターに対抗するなら武器があったら樂だよね!
武器を最初から持っていたらつまらないから、途中にチェストを置いておいて、それぞれに色々な武器をしまっておこう!!
うん!ナイスアイディア!!
強い武器もあれば弱い武器もある。
武器ガチャだね!!いいね!!
それでは、チェストに武器を閉まったら皆をご招待してゲームスタートです!!
授業ぎりぎりまでアレンジしてとっても楽しいゲームを完成させることが出来ました!!
よく頑張りました!
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