栃木市レッスン風景【機関車】機関車ってどんな風に走る?リアルな動きを再現してみよう!
本日のカリキュラムは【機関車】です。少し組み立てが難しいカリキュラムとなります。
ギアの組み合わせや車輪の位置など、注意ポイントがいくつかあります。まずはちゃんと動いてくれる機関車を組み立て、うまくいかなかったらどこが原因か、自分たちの目で見て、気づき、修正をしていきます。
それが出来たら、プログラムでいろいろな動きを再現していきましょう!
組立図を見て機関車を組み立てよう!
機関車ってどんな形をしているか、思い描くことが出来ますか?
最近でいうと、大ヒットしたアニメ『鬼〇の刃』の映画で、『無限列車』が出てきましたよね!
あれも機関車です。
正確に言うと、すべての車両が機関車ではなく、機関車とは・・・
【お客様や荷物を載せず、車両を引っ張る専用の車両のこと(動力集中方式)】
つまり、一番前の車両のことを差すんですね!
さあ、組立図を見て完成させていきましょう!

線路を描こう!
せっかく機関車を走らせるなら、線路も描きたいよね!
ということで、マスキングテープで線路を作ってもらいました。

試しに動かしてみよう

完成したら早速動かしてみます。
まずは試運転です。
簡単なプログラムを作って動かしてみると・・・?
どうやら、車輪が床をつるつると滑ってしまって上手く前に進まないみたい・・・。
フム。さあ、どうしたらいいのか考えてみよう。
滑らないようにするには、【どこ】を【何】に変えたらいいと思いますか?
また、パーツを変える際に、もう一つ工夫するところがありますね。
変えたいパーツがもとの位置に上手くはまりません・・・。
では、どうやって車輪がはまるようにしようか??
少しヒントを与えながら、それぞれが思い思いに改造してくれました。

車輪としてついていた【プーリー】の周りにゴムのタイヤをはめ込みました。
すると・・・?バッチリ動いたようです。
プログラムを作ろう
次に、ただ走らせるのではなく、機関車らしい動きにしてみましょう。
機関車ってどう走る??
①動いたらすぐに一番早いスピードで走り、そのスピードで急停止する。
②動いたら少しずつスピードを上げていき、一定の速度で走ったら、少しずつスピードを落として止まる。
そう。②番ですよね!
安全に運行・停止できるようにプログラムを作っていきましょう!

走らせてみよう!


今度はしっかりと前へ走らせることが出来ました!
線路から脱線したりもしつつ、楽しんで走らせてくれました。
プログラムを短くしてみよう!
丁寧にプログラムブロックを組み合わせることで、思い描く動きになったようですが、これだと少し長いプログラムになっていますよね。
そこで、違うプログラムブロックを使って、短くしてみましょう。

【表示ブロック】を使います。
スタート⇒【画面に0を表示⇒表示された数字の速度で動く⇒前方向】⇒【表示された数字にプラス2⇒表示された数字の速度で動く⇒2秒待機⇒5回繰り返す】⇒5秒待機⇒【表示された数字から2マイナス⇒表示された数字の速度で動く⇒2秒待機⇒4回繰り返す】⇒止まる
といった形です。
自分の思い描く動きを、自由にプログラムできるようになると楽しさが増しますよね!

**************
ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。
ロボテックでは、ロボットづくり・マインクラフトでゲームづくり の無料体験を行っております。
お気軽にお申し込みください!
無料体験のお申込みはこちら