栃木市レッスン風景【魚釣り】wedoとScratchでプログラムを作ってみよう!
本日のレッスンはwedo2.0のカリキュラムで『魚釣り』です。
入会まもない生徒さんと一度魚釣りをやったことのある生徒さんが一緒の授業でしたので、一度取り組んだことのある生徒さんには今日はScratchを使ってプログラムを考えてもらいました。
目次
チルトセンサーを使用して釣り竿を作る
まず最初に釣り竿を組み立てていきます。
今回は『チルトセンサー』を使用して作ってもらいました。
チルトセンサーの役割は『傾きを検知』するセンサーとなっています。この特性を活かしてどのようにプログラムを作ると釣りらしい動きを作ることが出来るでしょうか?
wedo2.0で基本のプログラム
組み立て工程は短いのでサクサクと完成させてくれました!
釣り竿が完成したら次はプログラムを作っていきましょう。
wedo2.0のアプリを使用して、まずは釣り竿に取り付けた①糸を巻き取るプログラム②糸を伸ばすプログラムをそれぞれ作ってもらい、動きを確認します。
しかし、ここで上手く糸が伸びません・・・。
糸がスムーズに伸びるように糸の先に重しを付けてもらいました。付け方は各々考えてもらいます。ブロックを使ってもいいし、他の物を使ってもいいし・・・。
プログラムで動かして確認しながらつける位置や重さを調整してもらいました。
動きが確認出来たらチルトセンサーを使ったプログラムを組み立てていきます。
①≪釣り竿の先端(チルトセンサー)を下向きに傾けたら糸を伸ばす≫
②≪釣り竿の先端(チルトセンサー)を上向きに傾けたら糸を巻き取る≫
③≪釣り竿(チルトセンサー)を水平にしたらモーターの動きを止める≫
・・・といったプログラムです。
メッセージブロックとループを使用して、常にプログラムが実行し続けるようにしました。
たくさんの魚をゲットしよう!!
プログラムが完成したらいよいよ魚釣り大会!!
とはいえ、魚の数も限られているので『キャッチアンアドリリース』でお願いしました。自分が釣り上げた魚の数を数えてもらい、魚5匹でお菓子1個と交換しました!
俄然やる気がでた生徒たち!!(笑)
しかし、ルールは決めさせてもらいました。
◆ちゃんとチルトセンサーを使用して糸の巻き取りをコントロールすること。
◆糸は伸ばした状態で魚をひっかけること。
◆魚がかかったら、糸を最後まで巻き取ったらゲットとカウントすること。
「むずかし~い!!」・・・と言いながらも、上手に釣りを楽しんでくれていました♪
スクラッチを使ったプログラムを作ろう
次に、スクラッチでプログラムを作っていきます。
パソコンの【Scratch link(スクラッチリンク)】を起動して、スクラッチとwedo2.0のハブを接続します。
スクラッチ上に、wedo2.0を動かすためのプログラムブロックが登場しますので、こちらを使用してプログラミングを行っていきます。
スクラッチ上でチルトセンサーを使用したプログラムを作ろう
難しそうですが、基本的にはwedoと同じです。
傾いた向きを設定し、モーターのパワー/モーターの回転する向き、を設定していきます。
まずは、動きを確認してもらいました。
常にチルトセンサーの動き待って実行するプログラムを作ろう
最初のプログラムだと、1度実行されると終わってしまうので、≪ずっと≫を使用して繰り返しプログラムが実行されるようにしましょう。
また、≪もし〇〇なら✕✕/・・・でなければ△△≫といった条件のプログラムで動かしてみましょう。
中身を見てみると、wedo2.0を使用したプログラムと同じですよね!
小学校中学年以上の生徒さんには実は文字で表記されているスクラッチの方がわかりやすいのかもしれませんね。
プログラムが完成したら、皆と一緒に魚釣りを楽しんでもらいました!
実際、本日スクラッチでプログラムを作ってくれたT君は、魚釣りのカリキュラムは小学1年生の時に一度行っています。
しかし、4月から新4年生になりますので、最近取り組むことの多くなったスクラッチで魚釣りをもう一度楽しんでもらいました。
どうだったかな??組み立てはもうお手のモノ!!早いし完璧でした!さすがだね!
時間いっぱいまでもくもくと魚を釣り上げてくれていましたが、みんなで同じカリキュラムで取り組めたので楽しんでくれたなら嬉しいです☆彡
本日もよく頑張りました♪
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