レッスン風景【水門】で街を守ろう!モーションセンサーとチルトセンサーを取り付けてみよう!

皆さんの街には川は流れていますか?
小さな川・大きな川、私達の身近には必ず川が流れていると思います。
大雨が降ったときに、川の水位が高くなったりするのをみたことはありますか?たくさんの雨が降ると川があふれて洪水がおきます。水門で川の水をコントロールして街を洪水から守りましょう!
今回はwedo2.0を使って『水門』を作っていきます。

洪水について

みんなが住んでいるところ、ここ日本では、何月に雨が多く降っていますか?
普段気にしたことはありますか?
日本では梅雨と呼ばれる時期『6月(7月)』に多く雨が降ります。
その他、台風の影響で8月~10月にかけて局地的な大雨が降ることが多いと思います。

)局地的大雨とは?

短時間かつ狭い範囲に対し1時間あたり数十ミリ程度の強い雨~非常に激しい雨が降ることを指します。

)こんな時は要注意!!

①急に涼しく(あるいは寒く)なる。
②グレー(または黒に近いグレー)の雲に覆われる。空が急に暗くなる。
③風が突然強くなる(強まる)。
④雷の音が遠くから聞こえる(すでにどこかで雷雨となっている)。

水門の役割

水門は、洪水などの際に主要な川(本川)の水が支川(本川に合流する小さな川や用水路など)に逆流しないようにする施設です。
支川へ本川の洪水が大量に流れ込んでくると、支川の洪水はせき止められて流れにくくなり、さらに本川洪水まで加わるので支川の水位は急激に高くなります。そうなると最悪支川の堤防が決壊し、市街地や耕作地に甚大な被害をもたらすことになるのです!
栃木市も近年大きな被害にあっていますよね。
水害は身近な災害なんです!!

水門を作る

完成した水門に『チルトセンサー』を使って操作盤を作っていきます。
『チルトセンサー』は『傾き』を検知するセンサーです。
これを活用して、水門を開け閉めするコントローラーを作りました!

)プログラム

チルトセンサーを使ったプログラムはこんな感じです。
取り付けた向きをプログラムに反映させます。

チルトセンサーで水門を操作

実際に動かしてみます。
コントロールしやすいように持ち手を工夫してくれました!
しっかり動かせたようです。

モーションセンサーを取り付ける

次に『モーションセンサー』を取り付けます。
『モーションセンサー』は『物体との距離の変化を検知』します。
今回は川を運行する船が水門の前に来たら自動で水門を開けるようにします。

)プログラム

チルトセンサーを置いていたプログラムにそのままモーションセンサーを入れ替えます。
どちらも『待機ブロック』と合わせて使います。
これで、【モーションセンサーが反応するまで待つ/チルトセンサーが傾くまで待つ】といったプログラムが出来ます。

船を運航してみよう!

船が水門の前(モーションセンサーの前)に来たら無事門が開きました!

今回は水門のある街の絵もこだわって作り込んでくれましたよ!
街の絵に合わせて水門をおく位置、川の幅などすごく上手に描いてくれました!

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