レッスン風景【レースカー】速く走る車を作って、ギアの組み合わせを学ぼう!

新学期も始まり、ロボテックでもこの9月から各教室に、新しい生徒さんが続々ご入会頂いております。ありがとうございます!
多少前後はありますが、ご入会いただいて最初の方に行うカリキュラムとして【レースカー】を作っています。
ギアの組み合わせを学んだり、センサーの1つ、『モーションセンサー』を使用したりするので、基礎としてとても学びになるカリキュラムです。

焦らず自分のペースで組み立てよう!

タブレットの組立図を見ながら、必要なパーツを探して組み立てていきます。
お家でもLEGOで遊んでいる生徒さんはとても慣れた手つきで組み立ててくれます。

LEGOを触ったことのないお子さんでも安心してください!!
授業では毎回作るロボットは違います。
色々なロボットを作っていくうちに、徐々に組み立ても慣れていきます。
それに、組立図通りに組みあがらなくても大丈夫!動けばそれでいいですし、動かなかったらそこからよく観察して、原因を考えることがとっても大事です。

先日、幼稚園年中の生徒さんも、うまく組み立てたロボットが上手く前に進みませんでした。
講師は最初から答えを教えずに、よーく観察するように声掛けをして、待ちました。

生徒さんは「あれ~?ここかなぁ?? それともこれかなぁ??・・」と自分なりの答えを見つけて、一緒に修正をしていきました。
いくつか修正していく中で、結果的に問題点を修正することが出来て、無事、ロボットを動かすことが出来ました。
本人はとてもうれしそうでした♪

もちろん、授業時間の制限もありますので、できる範囲でになってしまいますが、子供たちが自分なりに考えて出した答えを大事にしたいと思っています。

走らせてみよう!

車が完成したので走らせてみます。
ラジコンカーではないので、組み立てただけでは動きません。
次はプログラムを組んでいきましょう!
ここで、基本的なプログラムブロックを覚えてきます。

プログラムブロックの役割を覚えてしまえば、自分で考えて自由にプログラミングして動かすことが出来ますね!

最初なので、見本のプログラムと同じように作っていきましょう。
【スタート⇒画面に0を表示⇒センサーが反応するまで待つ⇒10のスピードで⇒モーターを左回転⇒画面表示に1ずつプラスさせる⇒センサーが反応するまで繰り返す⇒止まる】
・・・といった流れになります。

ただ走らせるだけなら、【モーターの回転方向+モーターの速度】だけでいいのですが、この後の車の改造でどれくらい早くなるか検証するために、目安の時間を表示させました。それが、【画面表示ブロック】ですね。
それから、スタートとストップをセンサーでコントロールします。
【モーションセンサー】は距離を検知するセンサーです。

速く走らせるための改造をしよう!

)タイヤの大きさを変えてみよう

実際に走らせてみると、レースカーという割には遅い・・・。
ここからいくつかのポイントを改造していきます。
まずは、【タイヤ】です。タイヤをより大きなタイヤに変えてみました。すると・・・?

スピードが速くなりました!
では、さらに早くするにはどうしたらいいのでしょう??

)プーリーをギアに変えてみよう!

次にプーリーをギアに変えてみます。
プーリーはベルトでつながり、モーターの動きをタイヤに伝えます。
より、働きを伝えやすくするためには、ギアに変えてみましょう!
歯車がしっかりかみ合うことで、力をしっかりと伝えてくれます。

また、ギアの大きさの組み合わせも大事です。
モーター側のギアを大きく、タイヤ側のギアを小さくします。
覚えておくといいですね!

競争しよう!!

色々改造したら競争しよう!!先生と一対一の勝負です!!
どちらが早くゴールしたかな??

スタートダッシュがすごい!見事、Hちゃんの勝ち~☆彡
勝負ごとはやはり勝ったらうれしいもんですよね♪
時間内に自分なりにいろいろ考えて、改造を行ってくれました。

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ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。

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