レッスン風景【フォークリフト】チルトセンサーで操縦部分を作っていこう!部品の名前を覚えよう!

今回は、働く乗り物シリーズ【フォークリフト】を作って動かしてみましょう!
実際に身近で活躍する姿を見る機会は少ないのではないでしょうか?
しかし、倉庫など色々なシーンで『物を運ぶ』とても大切な乗り物ということはご存知ですよね!

本日はLEGO Educationシリーズの、WEDO2.0を使ったレッスンとなります。
【フォークリフト】の動きをLEGOで再現していきましょう!

フォークリフトについて

フォークリフトについて簡単に学んでいきます。

フォークリフトは工場や物流倉庫、港や貨物ターミナルなど、いろいろな場所で使われています。人の力では持ち上げることのできない物でも、簡単に持ち上げたり運んだりすることのできる、とても便利なものです。

フォークリフトは、荷物を積む(積載する)フォーク、これを上げ下げ(昇降)させるマストを備えた(エンジンなどの)動力、が重要なポイントとなります。

組み立てる

組み立てではいくつかの種類のギアを組み合わせていきます。
フォークリフトは荷物を上下に動かしますよね?
それではここで、上下(直線運動)の動きができるギアを調べてみましょう。
また、重い荷物を持ち上げるためにパワー出すをギアを調べてみましょう!

)ギアの種類

まずはよく使われるギア。【ギア】(※歯の数で24歯ギアなどと呼びます)

【ウォームギア】といいます。ギアをゆっくり回したり、パワーを必要とする箇所に使用します。

【ギアラック】といいます。ギアの回転運動を直線運動に変えます。
今回のフォークリフトの『マスト』の部分に使っていきます。

完成!

フォークに乗せるパレットも作って完成です!
今回難しかったところは、ギアラックをギアに噛み合わせるところでしょうか?
ギアラックの部分は稼働しますので、普段の組み立てのようにLEGOをカッチリ穴にはめたりしていません。
ギアの歯車とギアラックのはギザギザが噛み合うようにセッティングします。
あとはプログラムして動作を確認していきます。

チルトセンサーを使ったプログラム

上下に動くように、モーターの回転方向を確認しながらプログラムを合わせていきます。
それぞれ、フォークが【上に動く】【下に動く】といった簡単なプログラム・・・。
チルトセンサーで作ったコントローラーで動きをつけますので、チルトセンサーを使ったプログラムで動かしていきます。

黄色の砂時計は【待機ブロック】です。待機ブロックの下に何が入るかによって、プログラムが変わります。
数字が入れは【◯秒待ったら】となりますが、チルトセンサーを入れると、【チルトセンサーが傾いたら】となりますね。
ですので、チルトセンサーのコントローラーが【上方向に傾いたら】モーターが回転する。といったプログラムとなります。

次に、そのたびにプログラムのスタートを押すのは大変なので、↑【ループブロック】を使って繰り返し動くようにします。
さらに、↓【メッセージブロック】を使って、同時にプログラムが進行するようにしていきます。

フォークを動かしてみよう!

パレットに高さに合わせるように、コントローサーを操作していきます!

前後に動くように改造しよう!

モーターがマストの部分にしか動きが伝達していないので、同時に車が前後に動くように改造してみます!
試行錯誤を繰り返し、何度もバラバラになりながら根気よく改造を行ってくれました。
途中、少しヒントをあげましたが、自分で考えて作ることが出来ましたね!
ポイントは、モーターの動きをタイヤに伝えることです。
プーリーとベルトを足して、モーターから力が伝わる車軸に取り付けます。反対側はタイヤに・・・。

すると・・・?
フォークが上下すると同時に、車が前後に走るようになりました!
すばらしいです。

今回はたくさんの種類のギアを使いましたが、その役割が少しでも理解できていると、その他の組み立て・改造のときにも役に立ちますよね!

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