HSCの子どもたちにおすすめしたいロボテック

今や5人にひとりの割合でHSC(ひといちばい敏感な子)の子どもがいるといわれており、HSC(=Highly Sensitive Child)という言葉もだんだん浸透してきたように思います。
家族をはじめとする周囲が気付いている場合と、そうでない場合で子どもたちの心の状態は変わってきます。ロボテックではHSCと言われている子どもたちにも寄り添った考え方でレッスンを行っております。

HSCについて

HSCとは、他の人と比べて敏感な性質を持った子どものことを指します。

たとえば、
・大きい音にびっくりする
・騒がしい場所が苦手
・洋服のタグのチクチクや縫い目のでこぼこを気にする
・いつもと違うにおいに気づく

普通の人でも大きな音がしたら驚くよ、と思う方もいらっしゃるでしょう。だからこそ気づいてもらいにくく、生きづらい想いを抱えたまま「なんだか毎日しんどい」と思いながら学校生活を送っているのです。

とは言え今の学校では、このような理由で集団生活が免除されたり、ひとりひとりに配慮した学校生活ができるわけではありません。SOSを出すことができた子ども、またそれに気付いてあげられる大人がいないと「つらい、しんどい」毎日が続いてしまいます。

HSCの子どもたちへの接し方

HSCの子どもは、声の掛け方によっては気づかないあいだに自己肯定感が低下する傾向があるそうです。敏感な子どもたちは不安を抱えながら過ごしているので、その不安を取り除くよう、いつも見守られている、味方がいる、ことを感じさせてあげることが大切です。
子どもたちが感じたことや、考えを「そうだね」と認めてあげることで、自己肯定感が伸びていきます。
家庭内での子育ては、しつけをしないと、という保護者の想いもあり、つい子どもの「できない」部分を見てしまいがちです。
大きな声で叱ったり、厳しい言葉で伝えてしまったり・・。言ってしまってから自己嫌悪になってしまう、という保護者の方のお話もよく聞きます。

HSCの子どもへの接し方として
・強い口調で叱らないこと
・いいところを見つけてほめること
が推奨されています。

周囲の子どもたちと同じように集団生活に馴染めないと「これって、協調性がないのかな、甘やかしてるだけなのかな・・・」とも感じてしまいます。なかなか自分の子どもに対して、叱らずにほめる、を意識して続けることは難しいものです。

ロボテックの目指すレッスン

ロボテックでは「失敗」や「間違い」はないという考え方でレッスンをしています。
当然、作ったロボットがプログラミングした通りに動かないこともあります。でもそれは、「動かなかった」という結果がひとつ得られた、ということです。
「動かなかった」方法を認め、踏まえた上で「じゃあ、次はどうしようか」と進めていくことで、問題がどこにあるのか、考える力が鍛えられていきます。

こういった試行錯誤を繰り返し、自分の思い描いた結果に辿り着けた時に、自己肯定感も高まっていくのではないでしょうか。
HSCでなくても、認められたと感じた子どもたちは自信をつけて、次のステップに進んでいくと思います。子どもたちの可能性を信じ、ものづくりを通して「問題や課題を解決する力やそのプロセス」、自分の考えを他の人に伝えて理解してもらうコミュニケーションスキル、いわゆる「プレゼンテーション力」も身につけていってもらえたらと思います。

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ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つ教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。

LEGOブロックを使ったロボットづくり、マインクラフトでのゲームづくりの無料体験を行っております。
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とーたか博士

とーたか博士

1975年佐賀県生まれ。 2003年インターネットの世界へ。当時アニメーションを制作する際に使われたFlashで「ActionScript」というプログラミング言語に触れ、プログラムの面白さを知ることに。 2005年に浜松町のWeb制作会社に勤務。10年以上にわたりウェブディレクターとして大手中小企業様のWebサイトを手がける。 「クリエイティブ力」の大切さと重要性に気づき、2017年に未来のエンジニアを育てる「ロボット教室のrobotec」を開校。