ロボットプログラミングとこれからの学校教育について思うこと
先日ロボットプログラミング指導に関するセミナーに参加してきました。
小学校の教育において「生徒は毎日タイムスリップしている」という話が印象的でしたね。
要するに、自宅ではインターネットを始めとする情報端末は整備されていて、Siriを使えば、スマートフォンを使えば欲しい情報にアクセスできる環境がある。
一方、小学校に行くと、数十年前の環境から何も変わっていないというのだ。というお話です。
確かに授業参観に行くと自分自身が通っていた頃から、設備が変化していないような気がするもんね。
小学校含め、これからの学校教育は形は劇的に変化していくのだろうと思います。
2020年にはプログラミングも必修化になりますしね。ただ、この必修化ですが、学校によって学ぶ内容に差が生まれるだろということのようです。
PCを使って実際にコーディングするというよりは、「立つ」「座る」「走る」のようなパネルを使って、プログラミングを身体で体験するといった授業が中心になるかもしれないということのようです。
この辺はやはり教える側の先生によって変わってくるんでしょうね。
恐らく、MINDSTORMSのようなロボットを利用したプログラミング指導も増えてくるのではないかと思います。
PCと向き合ってプログラムするより、実際に動作するロボットのほうが、圧倒的に面白いですもんね。
僕も初めてMINDSTORMSを体験した時は既に30代を過ぎておりましたが「こ・こ・これは
〜(^O^)」ってワクワクしましたもんね。
ライントレースで以下に早くクリアできるかを競うだけでも、細かなプログラムの調整をする必要があって、その過程でトライ&エラーを何度も繰り返し、少しでも改善した時は本当に嬉しいですし、他の人の圧倒的な速さを見た場合の「なんで!なんで!」ってその方法に食いつきますもんね。
こういった体験ができるのがロボットプログラムの面白いところのような気がします。
自分が子供の頃はこんな素晴らしい教材は存在してなかったので、本当に今の子供達が羨ましいです!
算数には答えがあるかもしれませんが、「プログラム」というのは正解の存在しない課題が多く与えられるので、自由な発想で自由にクリエイティブできるのがいいですよね。
どんな回答も間違ってない。ってところが僕はすごく好きです。
まだ体験したことがないお子さんは、一度ロボットを組み立てて動かすところを体験してみて下さい。新しい窓が開くかもしれませんよ♪