「画質」ってなに? ~よく耳にする「高画質」「低画質」についてロボテックが説明!【初心者向けデジタルコラムVol.5】

こんにちは、ロボテックです。
スマホや動画の話をする時に「画質が良い」「画質がイマイチ」なんて言葉を聞きませんが?
画質が良い=キレイというイメージがあると思いますし、それはあっています。
しかし実際に「画質とは何か」「低画質と高画質では何が違うのか」を細かく説明できる人は多くないはずです。
今回はこの「画質」について、掘り下げていこうと思います。
🖼️ データの画質と、ディスプレイの画質
iPhoneなどで撮影した綺麗な映像と、古くて保存状態も悪いノイズだらけのビデオテープの映像。どちらが高画質かは言うまでもありませんよね。
では、そのノイズだらけのビデオ映像を最新のiPhoneで再生したら、急に画質が良くなったりするでしょうか?
答えは「NO」ですよね。ノイズまみれの映像は、どんなに高級なスマホで再生してもノイズまみれのままです。
つまり「画質」には、「映像やゲームといったデータの画質」と、「画面を表示するディスプレイの画質」という2つの軸が存在します。
📺 【1】ディスプレイの画質(ハードウェア)
これは簡単に言うと、「機械(画面)として表現できる画質の上限」のことです。
画面のキメ細やかさ、どれだけ明るく・暗く表現できるか、どれだけ正確な色を出せるか、1秒間に何枚の映像を表示できるかなどを指します。
あくまで「元データの画質を損なわずにどこまで正確に表現できるか」という性能なので、元データの画質が悪ければ、悪いまま表示されます。
🎮 【2】データの画質(コンテンツ)
動画やゲーム、写真など、「表示するデータそのもの」が持つ画質です。
YouTubeなどの動画はもちろん、スマホゲームアプリでも必ず「画質設定」が存在します。(設定画面などで変更できない場合も、固定設定で決められています)
どんなに最高級なディスプレイを使っていても、動画の再生設定やゲームのグラフィック設定が「低画質」になっていたら、実際に目に映る映像の画質は低いままになってしまいます。
つまり、「高画質」とは、「ディスプレイ」と「データ」の両方の画質が揃って初めて達成できるものなのです!

(イラスト作成:ChatGPT)
📷️ 画質とは「総合力」
ここまでで「ディスプレイ」と「データ」の2つの軸があるとお伝えしました。
ですが、実は「画質」そのものも、たった1つの数字やデータだけで決まるわけではありません。
画質とは、これから紹介する複数の指標(パラメータ)が組み合わさった「総合力」なのです。
📺 【ディスプレイの画質】を構成する主な指標
- ●解像度:画面のキメ細やかさ(マス目の細かさ)
- ●フレームレート(リフレッシュレート):1秒間に画面を書き換える回数(映像の滑らかさ)
- ●色数・色域:表現できる色の種類の多さ(持っている色鉛筆の数)
- ●コントラスト比:一番明るい部分と一番暗い部分の明暗差(メリハリと立体感)
🎮 【データの画質】を構成する主な指標
- ●解像度:元データの細かさ(写真や映像のドットの密度)
- ●フレームレート:1秒間に用意されている画像の枚数(パラパラ漫画の枚数)
- ●ビットレート(データ量):1秒間に詰め込まれている情報量の多さ(映像の濃密さ) ※主に動画
- ●圧縮率・フォーマット:データを小さくたたむ際の劣化具合(画像の粗さ・ノイズ) ※主に動画
他にも、ゲームの場合はゲーム内の映像表現レベルを細かく設定できる事もあります。
ゲームでは一般的に画質設定を上げれば上げるほど機械への負荷が高まり、発熱やカクつきの原因となりますので、よほどパソコンやスマホの性能に自信がない限りは上げすぎも注意です。
スマホにおける性能については、デジタルコラムVol4でも少しご紹介しています。(あくまで簡単なご説明ですので、パソコンやゲーム機などではまた別の要素も関わってきます)
また、純粋な画質の話からはズレますがツルツルテカテカの画面(グレア液晶)は感覚として映像が綺麗に見えます。
けれど汚れやすかったり、鏡のような反射が目立ったり、目が疲れやすかったりといった特徴もありますので、必ずグレア液晶の方が優れているという訳でもありません。

(イラスト作成:ChatGPT)
📺️画質は高い方がいい?
さて、ここまで色々書いてきましたが、画質は高い方が良いのでしょうか?
「そんなのは当然」と思う方も多いかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
画質が高いほど、映像が綺麗なのは間違いありません。
ですが画質が高ければ高いほど機械への負担は高くなり、データの容量は大きくなります。
高画質に拘る事で発生するであろうデメリットは……
●端末の発熱
●バッテリー消費速度の増加
●読み込みに時間がかかる
●カクつき
●端末容量の圧迫
●ダウンロード時間の増加
などなど。
たとえば「子供の勉強用タブレット」や「youtube動画が普通に見れれば問題ない」ぐらいの使い方であれば、画質設定は抑えめにした方が発熱やバッテリー消費も抑えられてスムーズに使えるでしょう。
何事もケースバイケース、自分の目的や使い方に合わせた端末選びや設定が大切です。

(イラスト作成:ChatGPT)
🤖まとめ
今回の話は「画質」でしたが「音質」も、ほぼ同じですね。
データの音質と、再生機器(スピーカーやイヤホン)の再生可能音質などが合わさって高音質を再現できます。
映像や音声の再生一つとっても、裏では端末やデータが一生懸命計算処理を行っています。
こういった知識があると、スマホやパソコンの不調の際に最低限の調整を自分で行う事も出来ますし、「自分にとって一番コスパが良い端末選び」などに活かす事も出来ます。
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