第四次産業革命やグローバル化によって社会が変わる際に今後必要になってくるスキルと言われているプログラミング分野。日本だけでなく世界各国でも活躍できる可能性を持った非常に大切なスキルです。
2020年から小学校で必修化されると注目を集めていましたが、それ以前の2012年にはプログラミングによる計測や制御が中学校で必修化されていました。
経済産業省の発表によるとITビジネスはさらに拡大されていくと予想されており、人材不足を解消するために人材育成によって小中学校で必修化されたと考えられます。
この記事では時代の最先端を行くプログラミングのスキルが身につく、これから伸びていくプログラミング教室のフランチャイズ経営の特徴や注意点などを解説していきます。
フランチャイズとは
まずは「フランチャイズ」について簡単にご紹介していきます。そもそもフランチャイズとはどういうものなのでしょうか?
フランチャイズとは、人や会社に商標の使用権や商品、サービスの販売権などの特権を与え対価を得るという意味です。
分かりやすくしてみると、本部(フランチャイザー)と加盟店(フランチャイジー)が契約を結び対価(ロイヤリティ)を支払うことで使用権や販売権などを得ることができるビジネスシステムです。
あなたの身近なものに例えると『コンビニエンスストア』がわかりやすいかもしれません。普段あなたが使っているコンビニエンスストアも本部が全て経営しているという訳ではなく、本部と契約したオーナーがその運営を行っているということがあります。
これがフランチャイズです。
なんとなく、フランチャイズとはどんなものかイメージがついたと思います。
「フランチャイズの仕組みはわかったけれど、プログラミング教室のフランチャイズってどんな特徴があるんだろう?」
そんな方のためにここからはフランチャイズのプログラミング教室の特徴についてご紹介していきたいと思います。
フランチャイズでプログラミング教室を運営するときの特徴
フランチャイズの店舗を経営するといっても、どんな業種のものかによってその特徴は大きく異なります。
イメージのつきやすい例えを出すのであれば
・コンビニのフランチャイズ→物を売る、在庫が必要、店舗を構える必要がある
・プログラミング教室→物は売らない、店舗は自宅でOK、在庫は不要
などといったざっくりした違いから収益性の違いなどもあります。詳しく見ていきましょう。
プログラミング教室の大きな特徴は下記の3つです。
プログラミング教室フランチャイズの特徴①:初期費用やコストを抑えて自分の店舗を持つことができる
プログラミング教室フランチャイズの特徴②:未経験からでも始めやすい
プログラミング教室フランチャイズの特徴③:自分のビジネスプランに合った本部を探すことができる
1つ1つ解説していきます。
プログラミング教室フランチャイズの特徴①:初期費用やコストを抑えて自分の教室を持つことができる
フランチャイズのプログラミング教室の特徴として初期費用やコストを抑えられるというポイントがあります。フランチャイズといっても業種や業界によって初期費用や運用コストは大きく異なります。
例えば
・コンビニ業界の初期費用:500万円程度
・ハウスクリーニング業界の初期費用:150万円〜
・小規模居酒屋の初期費用:100万円以下
このように、500万円以上の業種や少なくとも100万円以上からが基準となる業種がほとんどです。
小規模居酒屋などでも初期費用の基準は100万円となっています。
プログラミング教室も大規模に始めるとなるとその分教室の賃貸やパソコンなどの設備などにお金がかかります。
しかし、主婦の方や自宅で起業したいといった方など小規模で始める場合は50万円程度でも開業することが可能です。
また居酒屋などは毎日新鮮な野菜、魚を準備しておく必要があり余った分は破棄するなど在庫の心配がありますが、プログラミング教室では在庫の心配はありません。
プログラミング教室フランチャイズの特徴②:未経験からでも始めやすい
プログラミングと聞くとなんとなく難しいイメージを持つ方も多いかもしれませんが、プログラミング教室は、実は未経験でも始めやすい分野なんです。
もちろん、高校生以上の生徒を抱える本格的なプログラミング教室では専門的な知識を必要とする場合もありますが、小学生や未就学児などを対象としたプログラミング教室では専門知識不要で教えられることが多くあります。
また、本部によってはカリキュラムや指導のマニュアルなどが作成されており、初めての方でもすぐにプログラミングを教えられるようになるサポートがあります。
本部のカリキュラムが使えるので、教えることに迷うといったこともないですよね。
このように未経験でも始めやすいのもフランチャイズで始めるプログラミング教室の特徴と言えます。
プログラミング教室フランチャイズの特徴③:自分のビジネスプランに合った本部を探すことができる
本記事の冒頭でも触れたように、プログラミング教室の需要は高まってきています。そのため全国に多くのプログラミング教室がありフランチャイズの店舗を募集しているところも少なくありません。
収益性や本部のコンセプトなど自分に合った本部を探すことができるのも、フランチャイズのプログラミング教室の特徴と言えるでしょう。
自分のビジネスプランと方向性が合う本部を探してみましょう。
フランチャイズのプログラミング教室の特徴はだいたいわかってきたと思います。ですが「でも実際始めるとなるといろいろな準備や資金が必要なのでは?」
「事前準備って大変なのかな」といった心配もあるでしょう。
始める前に知っておきたい!プログラミング教室のフランチャイズを経営するための知識と準備
プログラミング教室のフランチャイズ店舗を運営する前に知っておきたいこと、準備は下記の通りです。
・自分のビジネスプランと合っているかを確認
・プログラミングについての勉強
・開業届の提出
・開業資金について
・運用資金について
1つ1つ解説していきます。
①自分のビジネスプランと本部のプランが合っているかを確認する
あなたがプログラミング教室のフランチャイズ店舗を運営したいなと思ったときにまず確認したいのが「自分のビジネスプランと本部のプランが合っているか?」と言う点です。
ついつい、収益や必要資金が先にきてしまうと思いますが、ビジネスプランが合っていない=続かない、続けていくのがしんどくなってしまうと言うことがあります。
後に詳しく解説しますが、フランチャイズの店舗は基本的に本部の意向に沿って店舗を運営する必要があります。
そのため自分が思っているプランと本部の意向が合わない場合「これでいいのかな?」「もっとこうやって教えたい!」といったように本部とのズレが生じてしまう場合があるでしょう。
まずは本部がどういった意向を持っているのかを確認しておくと、教室を始めてから「こんなはずじゃなかった!」とならずにすみますよね。
②プログラミングについての勉強
また、自身での勉強や資格取得なども事前に準備しておくと安心です。ロボテックでは、「未経験からでも始められる!」というコンセプトに沿ってカリキュラムの指導マニュアル作成やサポートを行っていますが、それは教室によってさまざま。
ある程度の知識がないと教えるのは難しかったり、マニュアルがないと言うこともあるでしょう。また、もしマニュアルがあるとしても教えるという経験が初めての場合は、最初戸惑うこともあるかもしれません。準備期間中にできることをしておきましょう。
どんな勉強をしたらいいのか?どんな準備が必要なのか、そんな不安もあると思います。
特に勉強の部分については教室によって教材が違ったり、教えることも違うので何を勉強したらいいか迷う部分です。
その場合は、事前に本部に確認するといいかもしれません。ロボテックフランチャイズでは、そういった質問や疑問、開業を決めている訳ではないけれど自分で教えられそうか確認したいといったご相談も受け付けております。お気軽にご相談ください。
③開業届の提出
フランチャイズの店舗を運営する際にも開業届の提出が必要ということをご存じでしたか?いつまでに提出しなければいけないといった期限はありませんが、開業してからになると慌ただしくなり、提出が遅れてしまう場合があります。
開業する前には準備して提出しましょう。開業届に必要なものはマイナンバーカードや本人確認書類なども必要になるのであらかじめ用意しておくことをおすすめします。
④確定申告の準備
こちらも開業届と一緒に準備するのをおすすめします。個人事業の場合は、控除が大きい青色申告による確定申告をする場合があると思いますが、こちらは事前に「青色申告承認申請書」の提出が必須です。
開業前に確定申告についても確認しておきましょう。
⑤開業資金について
開業資金については、本部によっても異なりますし自分が運営する店舗の規模によっても異なります。
自分のビジネスプランや、コンセプトと合った本部を見つけたら大体どれくらいの資金が必要なのかを事前に確認しておきましょう。
プログラミング教室の運営は一般的に初期費用は低いと言われています。コンビニエンスストアのように広い店舗を持つ必要もなく、商品の在庫を確保する資金も必要ありません。
本部によっては自宅で開業できる小さなフランチャイズもあります。できるだけ費用をかけたくない、小さな規模で運営したいといった場合には自宅で店舗運営可能な本部を選ぶと良いでしょう。
もし大きなプログラミング教室を経営したい、自宅ではなく場所を借りて経営したいとなった場合パソコン購入などの設備を含めだいたい600万円くらいの開業資金が必要と言われています。
こちらはかなり大きな金額ですよね。
ですが、ロボテックの場合自宅で運営可能なので初期費用はもっと少なく済みます。大体50万円〜100万円程度の初期費用があればフランチャイズの経営は可能です。
自宅で少しずつ始めたい、小さな規模でやってみたいという場合はこのように小規模で始められる本部選びも大切ですね。
⑥運用資金について
こちらも開業資金と同様、運営する教室の規模や本部によって変わってくるところだと思います。
水道光熱費や雑費、消耗品費などの運営費用とは別に、フランチャイズの場合は加盟店料というものがあります。
一般的なプログラミング教室のフランチャイズでは加盟店料は売上の10%~20%程度です。
こちらも本部に確認しておくと良いでしょう。
ロボテックでは毎月の総売上の10%が加盟店料となっています。
フランチャイズでプログラミング教室の運営を考えたら、まずはご相談ください
ここまでプログラミング教室のフランチャイズ経営の基本や特徴を解説してきました。
ですが、実際始めるとなるとまだまだ不安なことはたくさんあると思います。
どの本部にしようか、資金はどうしたらいいか、未経験でも本当にできるのか・・・
ロボテックではそういったお悩みに対しての相談も受け付けております。
ロボテックフランチャイズについてのご質問はもちろん、フランチャイズに興味はあるけれど具体的にどんな感じか知りたいといった内容もぜひご相談ください。