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送った写真から家がバレる? ~便利さと表裏一体のセキュリティリスクについてロボテックが説明!【初心者向けデジタルコラムVol.6】

デジタルコラム6「送った写真から住所がバレる!?」

こんにちは、ロボテックです。

毎日の生活の中で「スマホで写真を撮る」という事は当たり前になっていますよね。
ですがその写真のデータの中に、住所をはじめ様々な個人情報が詰まっている事を知っていましたか?

これは「風景から場所がバレる」といったものではなく、たとえばカメラのレンズを手で隠して真っ暗な写真を撮ったとしても変わりません。
今回はこの「写真データに含まれた個人情報」についてご説明します。

 


📷️ 写真データの中にある情報「Exif」

スマホで撮影した写真を見ると「撮影日時」や「撮影場所」がなど簡単な情報が表示されますよね。
下のサンプルでは上部に表示されています。

スマホ撮影写真の上部に表示される、日時と場所(Exifデータによるもの)

便利な機能ですが、このように表示するために写真には「いつどこで撮ったものか」などのデータが保存されています。
これはExif(イグジフまたはエグジフ)と呼ばれるデータで、他にも「どんなカメラ(スマホ)でどんな設定で撮影したのか」など様々な情報が保存されています。

上のサンプル画像では「宇都宮市」というざっくりとした括りでしか表示されていないため、この程度ならバレても構わないと思う人もいるかもしれません。
しかし、(機種にもよりますが)スマホでは保存された情報の一部しか表示されないという事も多いです。
では、この写真をパソコンへ移して見てみましょう。

スマホ撮影写真のExifデータ(撮影カメラ情報)

撮影したスマホや、カメラ設定の情報が出てきます。
この程度ならバレても別に問題ありませんが、更に細かく情報を見ていくと……

スマホ撮影写真のExifデータ(GPS情報)

おや? 「GPS」という項目に数字が並んでいます。
ちょっとこれは怪しいですね。

この数字が緯度と経度の情報ですので、これを少し変換してGoogleMapに入力すると……

Exif上のGPSデータを元にGoogleMapで位置を表示

なんと、場所が特定できてしまいました。
このサンプル写真はロボテック下栗ベースの教室内で撮影したものですが、ちゃんと校舎の建物が表示されています。

とはいえ、ほんのちょっと知識を必要としますので、このやり方はデジタルに詳しくないと出来ない……
と、思いきや。
実は「めちゃくちゃ簡単な方法」でも場所が特定出来てしまいます。

 


🗺️ 便利さと危険性は表裏一体

その「めちゃくちゃ簡単な方法」とは…… 「Googleフォト」や、iPhoneの「写真アプリ」に登録する事です。
これらの写真管理アプリは、自分で撮影した写真以外でも登録する事が出来ます。

たとえばさっきのスマホで撮影した写真を、違うGoogleアカウントのGoogleフォトへアップロードすると……

スマホ撮影写真を、別アカウントのGoogleフォトへアップロードした様子

なんとこの通り、画面右下にGoogleマップ上の位置が表示されます。
更にクリックすると実際のGoogleマップでも表示されます。
今回はGoogleフォトで試しましたが、iPhoneの写真アプリでも同じ事が可能です。

これは自分で撮影した写真の記録をはっきり残せる便利機能ですが、この事を知らず、あまり親しくない人にメールで写真を送ってしまうと「あいつの家ってここなんだ」とバレてしまう危険があります。

 


👮 SNSへのアップロードは(比較的)安全だが……

「え? じゃあインスタに載せた写真からも場所がバレるの?」と不安になる方もいるかもしれません。
ですがSNSへアップロードした画像や写真は、SNS用に変換される過程で上記の情報も消えています。
(本日2026/08/26時点では、InstagramやXへアップロードした写真からはExif情報が消えている事を確認済)

また、写真加工アプリなどで「写真そのものを加工」した際もExif情報が消える事が多いです。
ですが「SNSや加工アプリが絶対に安全」という訳ではありません。

たとえば「誰が作ったか分からないけど便利なアプリ」で写真を加工すると、実は開発者が悪意を持ってExif情報から住所などの情報を読み取られていた……なんて事もありえます。
顔と住所・生活時間帯などがまとめてバレてしまうと気持ちが悪いですし、そんな事を考える悪い人がその個人情報をどう扱うかも考えるだけで恐ろしいです。

 

このあたりを踏まえ。
バレても別に構わないというケースを除き、写真をシェアする際は

●InstagramやXなど大手SNSへアップロードする
●どうしてもメールなどで写真を送信する場合、写真を加工してExif情報が消えるようにし、自分のパソコンで実際に消えているかも確認してから送る
●常に位置情報を消したい場合、スマホのカメラアプリの設定で「位置情報タグ」などの項目をオフにする
(またはスマホのGPS設定をオフ)

など、リスク管理を心がけましょう。

 


🤖まとめ

今回は写真にまつわるセキュリティの話でした。
スマホ、インターネット、アプリ、AIなどなど様々なデジタルによって私たちの暮らしは便利になっています。
ですが「便利な魔法」のように仕組みを知らずに使っていると、いつ落とし穴にハマってしまうか分かりません。

デジタル社会で生きるためには、正しくデジタルの知識を身につける事が大切です。

 


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とーたか博士

とーたか博士

1975年佐賀県生まれ。 2003年インターネットの世界へ。当時アニメーションを制作する際に使われたFlashで「ActionScript」というプログラミング言語に触れ、プログラムの面白さを知ることに。 2005年に浜松町のWeb制作会社に勤務。10年以上にわたりウェブディレクターとして大手中小企業様のWebサイトを手がける。 「クリエイティブ力」の大切さと重要性に気づき、2017年に未来のエンジニアを育てる「ロボット教室のrobotec」を開校。

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