栃木市レッスン風景【救急車】ストーリーに沿ってプログラムで動かしてみよう!

本日はLEGO Educationシリーズの、WEDO2.0を使った授業です。
【救急車】のカリキュラムを行いました!このカリキュラムでは、【モーションセンサー】を使用したプログラム、【オリジナルの音声を録音】する方法などを学ぶことが出来ます。
それでは、カリキュラムに沿って進めていきましょう!

救急車について

救急車では『ベベルギア』と『ダブルベベルギア』を使用しています。
この2つのギアは回転する向きを変える為に使用しています。

そして、しっかりとかみ合っていないとモーターのパワーに負けてしまい、パーツが外れてしまうことになります。組み立ての段階から常日頃言っている、パーツとパーツの隙間が空かないようにしっかりと取り付けることを意識して組み立ててもらいました。
さすが高学年という事もあり、サクサクと完成させてくれました。

また、カリキュラムの中で救急車について少し触れていて、救急車を電話で呼ぶときの電話番号や、救急車に必ずついている『スターオブライフ』のマークについて知り、完成した救急車には手書きでオリジナルのマークを描いて取り付けてもらって完成です!

プログラムを作っていこう!

*画面表示とライトの点滅

カリキュラムに沿ってまずは『画像を表示させる』プログラムを作ります。
【画面表示ブロック】を置き、救急車が出動するようなシチュエーションを想像してもらい好きな画像を表示させてもらいました。

次は『ライトを点滅させる』プログラムです。
この【点滅】という状態が、ロボット検定でもよく出題されます。
通常のライトが付いている状態のことを【点灯】、他にも、『0』番を選ぶとライトが消える【消灯】。
もう一つみんな大好き【ランダム】(サイコロブロックを組み合わせて、色々な色がランダムに表示される状態)に点滅させることも出来ます。
この課題は先日の≪ロボテックカップ2023≫でも課題として出しました。

【点滅】させるには2つ以上の光の色を繰り返し実行することで光が交互になる状態のことを点滅としています。
ここではループブロックも組み合わせることで点滅し続けるプログラムを作ることが出来ます。

*音を鳴らしながら走らせる

次は『音を鳴らす』プログラムです。
これはよく使用するプログラムブロックですのですぐにわかりました。
続けて、『走らせる』プログラムも組み合わせてもらいました。

*モーションセンサーを使用したプログラム

さらに、【モーションセンサー】を使用して、災害現場に到着したら救急車が止まるようにプログラムしてもらいます。
ここではフィグを使用し、災害現場にいる人を発見したら救急車が止まるようにしました。

ストーリーに沿ったプログラムを作っていこう!

最後の課題は『ストーリーに沿ったプログラム』を作ります。
ストーリーはこうです。

①大きな災害が起きました(画像を表示)
②消防署に通報が入ります(オリジナルの音声を再生)
③消防署員が応答します(オリジナルの音声を再生)
④パトライトを点滅し、サイレンを鳴らして出動の準備をします(ライトを点滅/音を再生/ループ処理/メッセージブロック)
⑤救急車が出発し、倒れている人のところでとまります(モーターを回転/モーションセンサー)
⑥けが人を救急車に乗せてサイレンを鳴らしながら病院へ(音を再生/モーターを逆回転)
⑦病院へ到着します(プログラムの停止)

1回目の授業では『オリジナルの音声を録音する』ところまでできなかったので、2回目の授業で学び、最後にまとめてストーリーに沿ったプログラムを完成させてもらいました。

プログラムの不具合もあり、思うように動かないこともありましたがしっかりとプログラムの理解があり、都度どうしたらよいかを考えながら課題に向き合ってくれました!!

本日もよく頑張りました☆彡

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ロボット・プログラミング教室ロボテックでは、子どもたちが興味を持つブロックという教材を通じて、強要されることなく自然な流れで課題を解決し、それを発表する、さらには他の人の意見に耳を傾けるという力を育んでいきます。

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